昨年末の1次に続き、2次試験を受けてきました。
今回受験するのに、いろんな方のブログを見て様子を探ってたので。
忘れないうちに、ささやかながら、状況をまとめとこうと思います。
僕がはじめて仏検を受けたのは、もう5.6年前になるかなぁ。
3級を受けたきり放ってましたが。
最近あまりに「なんちゃってフランス語」が身についてしまったので。
「ここでちゃんと、基礎を固めよう!」と思い立ちました。
受験を思い立ったのが、11月試験の1ヶ月前。
ほぼ受付終了間近のことでした。
1次試験の巻
買付けや資料を読むのに使っているフランス語。
でもその実態は。
辞書を引き引き、何とか理解してるのがやっとという現状。
準2級と併願とも思ったけど。
「お金が余分にかかるし」なんて考えて、結局2級だけ取りあえず受けてみることにしました。
とりあえず、2001年からの過去問題を頂いて勉強しました。
公式問題にあたって、どんな感じの問題が出るのか見当をつけとこう、というのがひとつ。
もうひとつは。
『準1級2級必須単語集』。
付属のCDでの文章の読み方が、通常の速さで読まれた後にもう一度ゆっくりと読み返してくれるので(2級の部分だけ)、書き取りに使えると思ったのでこれを選びました。
1次試験は勝手知ったる(出身大学院)関学での受験だったので、緊張することもなく終えました。
が・・・終わって答え合わせをしてみると。
思わず笑ってしまうくらい!間違っている。
前半の文法問題なんて、正解してる所が目立つくらい、周りはペケばっかり。
一応文法も復習したのになぁ・・・なんて後悔しながら「次回はもっと余裕を持って挑もう!」と思っていたのですが。
1次試験結果通知は、ちょうど私の誕生日に届く予定。
相棒と「誕生日やからオマケしてくれへんかな?」なんて期待せずにしゃべってたら。
何と!、2次試験の受験票が届いたじゃありませんか!!
玄関先のポストの前で「やったー!!!」と思わず大声をあげました。
でも、2次試験の口頭試験。
何を勉強したら良いのやらさっぱり分からないんですよね。
「1次通過しました」と言っても、まわりのフランス語の先生たちは「じゃぁ大丈夫だね!」と言うばかり。
「何が大丈夫なん???」とさっぱり分からないので、取りあえず「仏検2級 2次試験」でググりながら、みんなの感想を見てみました。
するとどうやら2級では
・「今日はどうやってここまで来たか?」
・「昨日はなにをしたか?」
・「普段は何をしているか?」
・「買い物はどこでするのか?」
といった、(僕の印象では)「取りとめの無い会話が出来れば良い」という感じらしいのです。
1次試験合格率30%に比べて2次試験は10人中9人は通るらしいんだけど。
これまでの人生、落とし穴にハマり続けてきた僕としては。
「なんかせなアカンよな・・・」と思いながら結局勉強したことと言えば。
・NHKワールドニュースを、通勤がてら毎日聞く。(これはほとんど催眠学習に陥り失敗)
・France2.3のニュースを見る。
これだけ。
「自分から表現する」ということはほぼ皆無なまま、当日を迎えてしまいました。
さて当日。会場は南森町のアリアンス・フランセーズ。
いまさら新しい表現や言葉を覚えても絶対に!試験の時に出てくるわけなんで。
いつもの通り、NHKニュースを聞きながら、梅田まで到着。
集合時刻よりちょっと早く着いたので、南森町まで20分ほど歩いて行きました。
「今日はどうやってここまで来ましたか?」って聞かれても、OK!
(こう質問された人もいるらしい^^;)
「電車と歩いて来た」って言えるわ、なんて思いながら、会場に到着。
アリアンスなんて大学以来何年ぶり?というくらい、久しぶりにやってきました。
8Fのフロアで受付を済ませると。
その横の待合室で「名前が呼ばれるまで待ってて下さい」とのこと。
部屋に入ると、すでにノートや参考書を開いて、みんな待機してます。
僕は特に何を調べたら良いのやら、分からないので。
無駄に辞書を開いてみたり、SNSをしてみたり(現実逃避)。
ほどなくすると、僕ともう一人女性が名前を呼ばれ、9Fへ移動。
さらに椅子に座り待っていると、試験を終えた女性を見ると、知っている顔。
ああ!とお声をかけると、アンサンブルのお客様でした♪
「またお店でゆっくり」と軽く挨拶を交わす程度で、苦笑いしながら帰られて行きました。
またしばらくすると、今度は試験部屋のまん前の椅子へ移動。
部屋は2つあって。
その前に部屋番号の書かれた椅子にもう一人の女性と各々座り。
前の人が終わるのを待ちます。
待っている間、部屋の中から和気あいあいとした笑い声が聞こえてきます。
自分の番になって、ふん男か!みたいやったらイヤやなぁ・・・なんて考えながら不安げに待っていると。
先にもう一人の女性の部屋の試験が終わったみたいで。
中から笑顔で「Au revoir!」とか言いながら人が出てきました。
で、部屋の中を覗いてみると。
過去問題をもらったT先生がいて、笑いながらこちらを見ておられました。
きっと僕は変な表情になってたと思うんですが。
笑いながら目で挨拶すると、次の女性が部屋に入って行き、扉が閉められました。
それから程なくして、待っている部屋からも女性が笑顔で出て行くといよいよ僕の番です。
ノックしてBonjourと挨拶しながら入室します。
部屋には日本人とフランス人の男性先生が2人座ってます。
(アクサンは文字化けするので外してます。)
仏:Asseyez-vous(座って下さい)
私:Merci,bonjour messieurs.(こんにちは。)
仏:Vous etes・・・ Kubota.(ええと、クボタ・・・。)
私:Oui,enchante.(はい、はじめまして。)
仏:Est-ce que vous me presentez brievement?.(手短に自己紹介してくれますか?)
私:D'accord.Je m'appele Kubota.
(はい、クボタといいます。◆今言われたばっかなのに繰り返してしまった。。)
J'habite a Miki.(三木市に住んでます。)
Je suis marchand. J'ai un petit magasin a Nishinomiya.
(小売をしていて、西宮にお店があります。)
Je vend les brocantes d'acheter en France.
(フランスで買ってくるブロカントを扱っています。)
Et,l'autre,j'etudie la musique francaise pour doctorat.
(それとは別に、博士論文のためにフランス音楽を研究しています。◆ここはざっくり考えてたのでこの程度かと・・・。)
日:OK.Vous habitez a Miki.Expliquez votre ville.
(OK。三木に住んでいるということで、あなたの街を説明して下さい。)
私:Expliquez??.Oui...Miki est...
(説明??はい・・・ええと三木は・・・。◆てっきりお店の事か研究を聞かれると思ったのに、予想外!!。一瞬頭が真っ白に。)
!!Chez moi,pres de la station, 5heures.Et jusuqu'a Kobe une heure a peu pres.
Et...y'a beaucoup de...la place de golf???
(家は、駅から近く、5分。神戸まではだいたい1時間。ええと…ゴルフの場所がたくさんあります???◆何を言えば良いか分からず、単語の羅列。。。とっさにゴルフ場が頭に。でも「場」を表す言葉が出てこない。)
仏:Le terrain de golf?.(ゴルフ場?)
私:Le terrain de golf?.Oui!,c'est ca!
(ゴルフ場?はい、その通り!◆馬尻にのっかり助けてもらった!)
仏:a la campagne? la montagne?
(平地ですか?山ですか?◆後でcampagneが田舎だけでなく平地という意味を持つのを知るがどっちも一緒じゃん?と頭の中は?だらけ。)
私:A la campagne.(田舎です。←完璧分かってない。)
仏:Il y a beaucoup de montagne?
(山はありますか?)
私:comme si, comme ca...
(まあまあです・・・◆日本語で書くとそれらしいけど、「元気?→まあまあです」、という意味だから明らかにおかしい。(>。<)
仏:Alors...Vous etudiez la musique francaise. Quel genre?
(それでは…フランス音楽を研究してるということで、どんなジャンルですか?◆ここまでは、かなりうろ覚え。困ってるのを見透かしてか、どうやら助け舟を出してくれたらしい。ほっ。)
私:La musique classique.(クラシック音楽。◆また単語で答えてしまった。)
日:Quel epoque?(時代は?)
私:Le debut de 20eme siecle. Je cherche un compositeur qui s'appele Georges Auric. Il a compose beaucoup de genre. il a compose les films musiques et les Ballets. Par exemple, le film de "Roman Holiday", et les films de Jean Cocteau,"La belle et la bete" et cetera.
(20世紀初頭。私はジョルジュ・オーリックという作曲家を調べてます。彼は様々なジャンルに作曲しました。映画音楽やバレエ音楽を作曲しました。例えば『ローマの休日』やジャン・コクトーの映画など。『美女と野獣』などです。◆よしきた!って感じで説明したけど、作曲家がマイナーだけにあまり食いついてくれなかった・・・。)
仏:Est-ce que vous etudiez a l'universite?
(大学で研究しているのですか?)
私:Oui,Je l'etudie a Kangaku.(はい。関学です。)
仏:Kangaku?Je sais le fac des litteraires francaises...Quelle fac?(関学?仏文は知ってるけど・・・学部は?)
私:・・・Litterature.(文学。◆文学部のつもりで言ったけどlitteraireが正解。)
仏:A bon・・・Vous vendez les brocante?(あ、そう。・・・ブロカントを販売していると?)
私:Oui,c'est rare. Je vais a la camapgne et je visite plusieurs marche aux puces. Je cherche les objets pour mon magasin.
(はい、珍しいです。田舎に行っていくつか蚤の市を巡ります。私はお店のために商品を探します。)
仏:a la compagne? et a Paris?.(田舎で?パリは?)
私:Oui, d'abord, je vais a la compagne a peu pres 1 semaine et puis, je reviens a Paris. Et je rencontre plusieur marchans Parisiens. Et je les negocie...c'est difficile.Surtout,je vend les partitions d'occasion. Le couverture est tres bel.
(はい、まず1週間ほど田舎に行って、それからパリに戻ります。そして何人かのパリのディーラーと会います。私はそれらを交渉し・・・難しいです。なかでも、私は古い楽譜を販売しています。表紙がとてもキレイなんです。)
日:...D'accord,merci monsieur,c'est fini.(・・・分かりました。ありがとう、終わりです。)
私:C'est tout? d'accord,merci a vous.(全部ですか?はい、ありがとうございます。)
仏:Bon journee monsieur,au revoir.(良い1日を、さよなら。)
私:Vous aussi,bon journee,au revoir.(あなたも、さよなら)
かなりハイテンションになってました!!!。
先生たちの言っていたことも、センテンスだけ何とか聞き取って答えてて。
多分こんなことを言ってたのだろうと思い書いてるので、かなり間違ってると思います。
しかし、書き出してみるとヒドイですねぇ。
嬉しそうにしゃべってるんだけど、試験官の先生もうんざりでしょうね。
「わかってねえなぁ。」といった感じで。
ほんとにあっという間に終わってしまった感じで。
建物を出て大きくため息をひとつ。
意外に早く終わったので、取りあえずお店に戻ったけど、ちょっと放心状態。
ほどなくすると、さっきアリアンスでばったり出会ったN様がお店に寄ってくれました。
Nサンも僕と一緒で試験が終わったがいいが、何して良いやらと思い、お店の前を通ったら電気が付いてたので来てくれたそうです。
そこから2人でたっぷり面接の話をして、やっと落ち着いた感じでした。
2次試験の感想は。
最初の自己紹介で、名前を言うだけじゃなくて。
自分の興味のあることや仕事のことを予め振っておくと、それをきっかけに面接を進めてくれるようですね。
そこで引っかかってくれたらしめたもの!
地元の話は予想外でしたが、自分が興味あることだから話しやすいし、細かいことも?答えられそうです。
ただ、自分の興味あることを話すにしても、もうちょっと文章にして考えていけば良かったなぁ、というのが反省点。
さて、これで受かるかどうかは全く分かりませんが、準1級は(受かったつもりでいる)!
今回のような付け焼刃じゃ歯が立たないみたいなんで、秋に向けてまた再スタートです!!
追伸:仏検2級、無事に合格しました!!