日の高いうちに商品撮影を終わらせて、本日のお楽しみ。
シネリーブル梅田で公開中の『100歳の少年と12通の手紙』を観てきました。
ネタバレにならないよう、簡単に想ったことを綴ろうと思います。
この映画、余命宣告された白血病の少年の物語。
映像はそんな湿った感じではなく、逆にとってもハートウォーミングに仕上げられていました。
観る前は、近頃多い「不治の病」や「死」を扱った映画のように、テーマ自体で感動させようとする映画なのかなって思ってました。
ところがどっこい。
それよりむしろ「家族」や「愛」「信仰(普遍的な)」「人の優しさ」に対してどう接していくのかを考える、観たあとに温かい気持ちになれる映画でした。
映像も、美しい景色からアメリカのコミックのようなテイスト、CGなど。
いろんなものが混合されていましたが、それがバランスよく配置されていました。
音楽は、かつて『シェルブールの雨傘』や、一時期サントラでずっと聴いてた『ロシュフォールの恋人たち』のミシェル・ルグラン。
彼の音楽は、ちょっと陳腐にも見える映像に、弦楽を主体としたロマンティックな音楽を合わせることによって、絶妙なバランスを披露してくれるシーンや、陰鬱な雰囲気に偏りがちな映像をサラッと流してくれるような音楽が付されています。
僕が一番感動してしまったのは。
フランスの童謡「月の光に」の旋律を、子守唄の歌詞にのせて歌われるシーン。
登場人物たちのそれぞれの想い、ルグランのハーモーニー編曲の美しさに思わず涙して、コンタクトがズレました。
この映画を観ると、昨日よりちょっと他人に優しくなれる、そんな気持ちになれます♪
僕が見たい映画が映画館で公開されることが少ないのですが(マニアック!?)。
やっぱりスクリーンで観ると、作品に没頭できて楽しいです。
