
Bacchus BTE-TW 改 ⑤ ようやく完成
Bacchus BTE-TW 改 ⑤
今回でようやく完成です。
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改造の苦労と反比例して
見た目は改造前と殆ど変わっていませんが…
一応完成形の写真をアップします。
ボディ

地味にノブをコスモブラックに交換してます。
ビフォー

アフター

うーん…写真では分かりにくい(-_-;)
ピックガードも3プライブラックから1プライのマットブラックに交換。
ビフォー

写真からではあまり伝わりませんが、ノブとピックガードを交換しただけでも実物は結構雰囲気が変わりました。
そしてシルバーのブラスナット

たかがナットですが、今回はここの改造で雰囲気も音もガラッと変わった印象です。
ブラスナットに交換後、最初に弾いた時には正直「ん!?」という違和感がありました。
そうなった理由としては、今まで(ギターでは)聴いたことがない金属的な音がしたからだと思います。
しばらく弾いていると耳が慣れてきたのもありますが、ギター?それとも弦?がだんだんブラスナットに馴染んできたのか、不思議と音の鳴りが落ち着いてきた感覚がありました。
そこからは違和感もなくなり、弾くのが非常に楽しくなりました(^^)
ピックアップに関しては、まずフロントのVANZANDT TRUE VINTAGEの音がかなり使える感じなのが嬉しいですね。
リアについては、断線したVANZANDTの代用のDuncan STL-1が、ハイパスを取り外すことによって思ったよりずっと良い仕事をしてくれるようになりましたが、自分の好みにドンピシャかというと残念ながらやはり少し足りない感じもします。
フロントのTRUE VINTAGEが使える音なだけに、尚更リアの音も聴いてみたかった気もします(/_;)
でもしばらくリアはSTL-1のままで遊んでみようと思っています。
今回の改造の肝であった4wayスイッチについては、先人の方がネットで公開してくださっている配線図を参考にしてやってみたところ、ピックアップの加工も特に必要なく、無事にシリーズ配線の音も出せるようになりました!ありがたやm(_ _)m
スイッチングはネックポジションからフロント→パラレル→シリーズ→リアです。
ピックアップにもよるとは思いますが、先日紹介したジャズマスター改でもそうだったように、シングルコイルのシリーズ配線の音はかなり使えるという印象です。使えるというか、音を出すのが本当に楽しくなる改造ですね(*^-^*)
最後に全身図

写真映りがイマイチでなかなかデフォルトからの変化が伝わりにくいですが…
今回はいろいろ失敗もありましたが、それでもリカバリしながら最後には満足のいく出来となりました。
失敗も楽しみながら作業に没頭することこそ、素人カスタムビルダーの醍醐味なのだと改めて感じた今回の改造でした。