Bacchus BTE-TW 改 ① | ENSEMBLE ni-ke

Bacchus BTE-TW 改 ①


Bacchus BTE-TW


Universe Series、いわゆるBacchusでも入門機に位置付けされている安価なシリーズのテレキャスタータイプです。

作りやパーツはやはり入門機といったところですが、この見た目に惹かれて数年前に購入しました。




ブリッジはビンテージスタイルの3way。テレキャスターとしてのこだわりは感じられますね。

木材はテックウッドが全体に使われています。
今やかなり手に入りにくくなったローズウッドの代用品として近年よく耳にする木材名ですね。

テックウッドはポプラなどの集成材ということですが、遠目にはオールローズ風にも見えて単純にかっこいいというのが購入の決め手でした。

オールローズウッド…実際に手にしたらきっと重くて扱いづらいような気もするんですが、やはりテレキャスター好きとしては憧れがあります。




厚みは2プライで、さらに真ん中にごく薄い材が入っておりむしろそれがお洒落に見えます。本物のオールローズもこんな感じの仕様だった気がしますが…やはり意識はしているんでしょうかね。




裏面。
ここだけ見たら接目も殆ど見えないので集成材とは思えないですね。普通にきれいです。

集成材は、しっかりと接着されてさえいれば一枚板より強度は増すし変形もしにくいので、木工をかじった者としては集成材自体にはかなり肯定的です。

実際、テックウッドは元がポプラ材等なので安価で軽く、それでいて集成材なので強度も兼ね備えているというのが売りらしいです。持ってみると確かにテレキャスタータイプとしてはかなり軽めです。




ネックから指板に至るまでオールテックウッド。
いいですね。



さて、このままただの機材紹介で終わるつもりは毛頭ありません。

デフォルトのままでは音がペラペラとまでは言いませんが、正直頼りない感じでアンプに繋いでも音が前に出てきません。
ですので、せっかくだからこの機会にいろいろ改造してしまおうと思っているわけです。





今回の改造の肝、4wayスイッチ。
これを使ってシリーズ・パラレルの切り替えができるようにしようと思っています。
果たしてうまくできるのか…初4wayスイッチなのでドキドキです。




ハイパスはいつもの自作ではなく、少し奮発して買ったこいつを使ってやろうかと。




ポットはCTSに、トーンコンデンサーはロシアンビンテージのメタルペーパーに交換予定。


今回はピックアップも交換する予定です。


続きます。








追記(2月26日夜)


昨日でリリが天国に行ってからちょうど1年でした。

命日という言葉はあまり使いたくないんですよね。

なのでちょうど1年だからといって記事にしたくもなかったし。なので1日遅れで追記で書きました。


でもやっぱり思い出します。まあ、毎日思い出すんですけどね。だから少しだけ書いてみました。

写真も載せたら悲しくなっちゃうんですけど、1枚だけ載せます。想ってるだけじゃやっぱり伝わらないと思うので。

会いたいなぁ。