5月5日(日)
@みさとホール
参加者
S:4 A:5 T:2 B:5
指揮者
練習曲目
O Heiland, reiß die Himmel auf
Ave Maria
Auf dem See
Laudate Dominum
Auf Flügeln des Gesanges・翼ある歌
Ave, maris stella
あなたのことを
2泊3日のGW合宿、最終日。
前日のBBQで英気を養い、ここまでの疲れなんてなんのその!最後までたっぷり歌うぞ!と、みんな気合い十分です。
そんな3日目、ソプラノのあやちんがレポートします♪
朝食をいただいたあと、お世話になった北峯山杌庵を出てホールへ向かいました。
この日は全体を2つに分け、小アンサンブル形式で練習を行いました。
日頃パート練習などで音楽をリードしているメンバーで構成されたAチームは、それぞれの音楽性をフルに発揮してより質の高い演奏を目指すように。
いつもはAチームに属するメンバーに助けられながら、受動的に音楽に取り組むことが多いメンバーで構成されたBチームは、どう歌いたいか、作品に対してどのようにアプローチしていくか、などを自分たちで考えて取り組むように。
2つのチームにそれぞれの課題が与えられました。
普段の練習とは全く異なるスタイルに、特にBチームのメンバーはやや戸惑いながらではありましたが、試行錯誤しながら練習を進めていきました。
私の属したBチームは「Ave Maria」を練習しました。
「ここの和音をきちんとはめたいから、まずは目指す音を確認しよう」と、根音から順にバランスを見ながら音を重ねていったり、「浅い響きになっている人がいるから、もっと縦の空間を意識して歌おう」など、互いに歌いながら気になったところを出し合って確認したりしました。
ときには誰かが聴き役となって「ここのアルトはもっと主張してほしい」「段階を踏んで盛り上がってくる感じが伝わってこない」といった指摘をしながら進めていきました。
あっという間にお昼になり、まだまだ歌い込めていないけれど…という不安を抱えながらも、一旦成果発表会へ。
それぞれのチームがどんなことにこだわって練習したかを説明、演奏し、互いに聴き合いました。
Bチームの演奏後、阪本先生からいただいたのは「楽譜の1ページ目がピークだった」という厳しいお言葉。
この人数で8声のハーモニーをよくやった、というところは評価していただけたものの、それ以外はそもそも音程やリズムが甘い箇所が多々あり、この作品をどう表現したいかも全く伝わってこない、とのことでした。
Aチームは「O Heiland, reiß die Himmel auf」のアナリーゼをじっくりと行い、重要な和音を聴かせるためにきっちり鳴らすべき音や、ドイツ語の発音を特に意識した、ということで、5章からなるこの作品の第1章を披露。
理論に基づいた、聴かせたい旋律、鳴らしたい音が意識された演奏に、聴いていたBチームのメンバーからは「私はまだまだだ」「もっとがんばりたい」といった声が挙がりました。
発表会のあとは、青空のもとでお昼ごはんタイム♪
豪華なお弁当に舌鼓を打ちながら、午後に向けてエネルギーを補給しました。
午後も引き続き、2チームに分かれての練習です。
Bチームは午前の成果発表で指摘されたことを踏まえて、それぞれが「Ave Maria」にどんなイメージを持っているのか、どんな演奏をしたいかを話し合い、方針を決めていきました。
1パートだけで歌って他パートからの意見を聞いたり、女声だけ、男声だけで合わせる練習をしたりしている中で、午前よりもほんの少し、「ここをなんとかしたい」「これをやってみよう」という個々からの発信が増えたように思いました。
Aチームも、午前に引き続き「O Heiland, reiß die Himmel auf」のアナリーゼを進め、パート間での旋律の受け渡しや呼応を読み解きながら練習をしていたそうです。
そして、いよいよ最後の成果発表。
Aチームはアナリーゼで読み解いた作品構成を紹介したあと、「O Heiland, reiß die Himmel auf」を通して演奏。
歌い終えたメンバーからは「お昼の方が上手に歌えた」といった声も聞こえましたが、歌い手それぞれの呼吸が感じられる堂々とした演奏で、いつまでも音程や言葉に振り回されていてはいけない、こんな風に作品のことを考えて歌えるようになりたい、と思いました。
Bチームは再び「Ave Maria」を通して演奏しました。
出だしから練習よりも遅いテンポになってしまったこともあり、全体的に間延びした印象で、「お昼の演奏の方が音楽が流れていたね」と言われました。
また、指揮に頼らず自分たちで呼吸を合わせる、という方針に決めたものの、各々の「私はこう歌うよ」「ここで合わせるよ」という視線や身体の動きによるアピールが少なかったのも大きな原因でした。
今回の試みを通して、Bチームのメンバーは特に、やっているつもり、ではまだまだ不十分であることを痛感しました。
こんな風に歌いたい、が具体的に出てこないのは、まだ作品が身体に入りきっていない証拠。
もっと作品と向き合って、イメージを膨らませ、それを表現するにはどんな工夫ができるかを主体的に考えられるようになりたいです。
中には、いろいろ考えて頑張ったつもりなのに、いざ歌ってみると全然実現できなくて悔しい、というメンバーも。
それぞれが、これからに向けて何かを得ることができた、貴重な時間になったと思います。
最後に、阪本先生の指揮で全員でアンサンブル。
「Auf Flügeln des Gesanges・翼ある歌」「Ave, maris stella」「あなたのことを」「Auf dem See」「Ave Maria」「Laudate Dominum」を1回ずつ通しました。
3日間に渡る合宿の最後でみんな疲れていたはずですが、集中し、それぞれの「歌うぞ!」という気持ちが感じられるアンサンブルだったように思います。
これからどんな音楽ができるか、とっても楽しみです!
こうして2泊3日のGW合宿の全日程を終えました。
充実した時間を過ごすことができ、お世話になった皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
また次回の練習から、いや、今日から!気持ち新たにがんばってまいります♪
本日のブログ担当 : あやちん
和歌山で合唱しましょう!
Ensemble Mikanier(アンサンブル・ミカニエ)
https://www.mikanier.net/