みなさん こんにちは。
あっという間に8月下旬、秋の訪れを感じる季節になってきましたね。
今回は、お酒に関わる素朴な疑問 「ウイスキーのロックアイスが丸い理由」について書きたいと思います。
バーで蒸留酒のオン・ザ・ロックを頼むと、氷入りで出てきます。ロックグラスに氷を入れ、その上から注ぐスタイルのことです。日本では「ロック」だけでも通じます。
そもそもロックで飲む理由は「冷やす」ことです。温度が下がると、アルコールの口当たりがまろやかになり、味や香りも控えめになります。そして、こだわりのバーでは、ロックで提供する際に、丸氷を使うことがあります。
目的は、氷の量に対して表面積を最小化にし、簡単に溶けないようにするためです。
もし、アルコールがきついのであれば、トゥワイスアップを頼を頼むと良いです。お酒と同量の水を追加した濃いめの水割りになり、ウイスキーの華やかな香りなどを楽しめます。これは、本格的にウイスキーをテイスティングする際に、利用する方法でもあります。
また、冷やしたいのに薄めたくないなら、氷を使わなければよいと考える人もいます。そこで利用されているのが、ウイスキーストーンです。石や金属を冷凍庫で冷やし、それを氷代わりに利用します。氷ほど急激に冷えるわけではありませんが、確実に冷たくなります。
本格的なバーでも、カクテルの素材となるウイスキーを冷やしているところもあります。「ホッピー」の一番美味しい飲み方である「三冷」はホッピーとグラス、そして焼酎をキンキンに冷やして作ります。この焼酎を冷やすのと同じようにウイスキーも冷やしているバーもあります。
もし、今後バーでウイスキーロックを飲まれる際は、こちらを思い出して、楽しんでいただければ幸いです。
S.M.