辰砂と釉裏紅 | ようきな陶器

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美濃焼の小さな窯元からお届けするローカルなブログです

 カネヨ陶器さんに見せていただいた故宮博物院レプリカ陶磁part2クラッカー

 前回もUPしました「宝玉紅僧帽壺」をもう一度。

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 かるめんさんいわく「ルビーのようにきれい」な紅色です。

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 たぶん「辰砂釉」と呼ばれる釉薬だと思います。縁の角ばった所が白くなるのが特徴なんだって。

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 こちらのお獅子くんにも、その特徴がよくあらわれています。

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 お獅子くんのUPシーサー

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 よく見ると、「紅」って言っても一色じゃなくて、いろんな色が混ざってるのがわかる。陶磁器の面白いところですよね。


 辰砂釉で下絵を描き、透明な釉をかけたのが釉裏紅。

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 これも前回UPした「青磁無紋水仙盆」

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 青磁にはいろいろな色合いがありますが、これは「雨上がりの空の色」と言われているそうです。


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  唐の皇帝が愛し、民間での使用を禁じたため「秘色(ひそく)」と呼ばれた青磁の色。ほんのり紅を含んだような縁もきれいですねぇ。


 同じく「青」でも、こちらはペルシャブルー。

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 ペルシャブルーにも様々な色合いがありますが、南の海のようにきれいなブルーです。


 「紅」「青」だけでなく、こんなにきれいな黄色もありました。

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 ポットのまるっとした形もかわいいラブラブ


 美術工芸品としての素晴らしさはもちろん、現代の生活の中でも「使いたいな」と思うものがいっぱいありました。


 カネヨ陶器さん、お忙しい中ありがとうございました音譜
 

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