ミックス☆ジェム君 | そらのしっぽ〜my adorable doggies〜

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杉並区西荻窪にて「 犬の歯磨きと無麻酔クリーニング」また「オーナー&ドックトレーニング」をメインに、我が家の4ワンズとの日々徒然、犬と共に楽しむ!を発信しています。


またまた日にちが開いてしまいましたが、遠くより ミックス犬のジェム君がオーラルケアによってくれました。


ジェム君とはセミナーで一緒になったり、とっても可愛いフワフワ男子なのだけど、ビビリな面 ( とても慎重な面 ) を持ち合わせており、お運びいただく前に ご自宅でも 歯磨きの練習などをされていらしてくれました。

特にビビリな面を持ち合わせた子の場合、突然知らない場所、知らない私と( 知ってはいても余り触れ合ったりなどがない場合 ) となると、移動距離だけでも 見えない部分での興奮も上がりますし、特に初めの練習はゆったりと慣れてくるまで時間をとります。

リラックスポジションは順調に転がってくれたのでお口のチェック。
歯は42本揃い歯並びもOKなのだけど、歯肉と境目から 中程に向かってプラークや、プラークが石灰化した歯石がついております。
歯肉に沿って赤味が出て炎症が起きておりますが、まずは歯周病の原因であるプラークを取り除き、これ以上つかないようにするケアが必要です。



さて このくらいの汚れであれであれば、
犬たちが協力的な場合はすぐに終われるのですが、いざ お掃除をと進め出すと ビビリで慎重な面からくる警戒心が一気に上がり、初めての道具の音が大の苦手で暴れん坊さんに変身。

よく観察すると 舌斑という青や紫時に黒い斑が、ジェム君も中央と右先端寄りにありました。
前に拝見した和犬、甲斐犬には顕著に現れてましたが、和犬の場合 旧山犬の血の流れとして脈々と受け継がれていたり、野性味の強い子に多いようです。

現在ジェム君は 嬉しい楽しい美味しいトレーニングをしてるところなので、無理して時間内に進めずに飼い主様に状況を見ていただき、ジェムの心理に寄り添い進めていくこととなり、歯磨きレッスンへの切り替えとなりました。

プラークや歯石を取り除く場合、強制具などは一切使いませんので、犬の協力が必要不可欠です。
ジェム君、いざお掃除の道具が触れたり音がすると、頭を振ったり大きく動いてしまい危険になります。
お家では 歯磨きができていても、人のタイミングで 人を信頼してどこまで身を任せて協力してくれるかは、重要な点になります。
慎重で怖がりゆえ警戒心が高くなるこの場合、まずは場所になれ、人のタイミングになれ、怖くないこととして受け入れる事からとなります。

またケア用品も ガーゼやシート、歯ブラシも様々、歯磨きペーストやサプリ、魔法の粉や液体みたいなものまで本当に様々なものがありますが、大切なのはその子に合った適切な道具を選ぶ事。
またいきなりリラックスポジションだとびっくりしてしまうので、一つ一つの動作を分割して、見るだけ、触るだけ、開けて見る、開けて触る、当てて見る、動かして見る、そして全てにおいて決して焦らない事です。
まずは対面で座って待てる事を楽しくか強化しつつ、そこから上に話したように一つ一つ積み重ねて行くんですよね。

なれない仰向けにして、一気に磨き上げようではなく、まずは出来る形から初めて、仰向けリラックスは日々の生活の中で 安心安全な事なんだという認識をさせてあげる練習。
これも歯磨きとの関連づけを初めからするのではなく、出来るようになっできたら関連づけをして行きます。

ジェム君凄いぞ!

なれないことにドキドキしつつもできましたね。
この時の眼や耳の向きや形、お口や体の硬さなど、全体像を見てあげながら 楽しく進めましょう。

時間をかける事、焦らない事で 一つずつ認識して受け入れてくれるジェム君。
形ができるやうになってきたら、ちゃんとリラックスしてるかを見てあげたり、マズルの持ち方や触り方一つでも恐怖や緊張は増しやすく、嫌がる時は 何かが違って流ので、一旦緩めて一呼吸置き人もリラックスする事。

それから前にも何回か書いてますが、お口のケアに必要なのは水と歯ブラシです。
その他の補助具 ( 高いペーストや魔法の粉や水など) はあくまでも補助であり、それを使ったから綺麗になるわけではありません。
肝心なのは 正しい知識を持って、正しい磨き方により、毎日の汚れを溜め込まない事なんですね。

この知識がない故に、飼い主様は良かれといろんな情報に惑わされ 結果として磨いていても汚れが残り、お口の中で炎症が広がるわけです。

人は 毎日歯磨きをするのに、なぜ犬は 歯磨きガムや スプレーや液体、ペースト、シートでたまにやるだけ? それで本当に綺麗になってるのか?? 
この辺の事も レッスンではしっかりお話をさせていただき、シートの正しい使い方などもお伝えしますが、それを知ると皆さん歯ブラシと水で磨くという選択をされます。

歯ブラシを一つ変えるだけで磨けるようになる子もいますし、そこに行き着くまでに 補助として軍手なーんてものを用いたり、この子は何が怖いのか、何ならばよくて何がダメなのか、一つずつひと側がトライして理解して鳴らしてあげる事も大切になります。

ママには 歯磨き4大原則をお伝えしましたが、この原則を常に念頭において、もしジェム君が嫌がるときは、この原則の何かがかけてるのかもしれません。
また添える手やご自身のリラックスなども見直してみらと良いでしょう☆

4大原則やその他お話しした事、忘れてしまった時は遠慮なくまたご連絡ください。
一気に全ての歯を磨こうと思うと、人も犬もストレスが高まります。
まずは大きな重要な歯からスタートしましょう。


そうそう、ジェム君は目をよく使うので、目から入ってくる情報で恐怖が増しやすく、ならば敢えて鼻を使う練習も 加えられると良いでしょう☆

麻酔下にてのお掃除の件もお話しさせて頂きましたが、何をするにも その後のケアができなくては
お口がすぐに汚れてしまい、炎症を繰り返し少しずつ緩くなっていってしまいます。

口臭や歯周病の原因は プラークであり、歯石そのものではありません。
歯石を取ると見た目は確かに改善されますが、根本的な原因の除去、また健全な状態の維持をしていかなければお口の環境は変わりません。
少しだけ回り道になりますが、歯磨き頑張って まずは現状維持に心掛け、ジェム君に 歯磨きって気持ちが良いねと一つずつ受け入れてもらえるよう、応援しております。

ジェム君、終わったらこの笑顔♪♪
遠くよりお運びくださり、貴重な時間ありがとうございました。
また会える日を楽しみにしております^_^


帰る前に 出すもの出してスッキリです♪♪



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愛犬の健口を守るお手伝いをさせていただきます。


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