合計 297243307円
保有株の決算が大量に出てきたが、今のところすべて想定内に収まっているように見える。
全体的に見てやはり来期予想(特に利益面)が弱い企業が多いように思われ、想定される様々なコスト増や景気悪化リスクに対処できるかどうかが今期のカギになりそうだ。
以下決算関連
ヤマダコーポ
業績予想及び配当修正のお知らせによりEPSが668→797に配当は140→230円の64%増となった。
第3Q時点でEPS600円稼いでおり600/3で考えると1Qで200円ペースだったのが波があるとはいえ最後だけ68円しか稼げないなんてあるのだろうか?と疑問に思っていたが、最終的には綺麗に200*4=800円近くの数字をたたき出してくれた。
まだ本決算の発表はされていないため来期業績はトヨタなどの数字を見る限り少し落ちそうではあるものの財務は素晴らしいし、2割程度の減益なら797*0.8=637円でPER10付近と考えると全然保有は継続できそうだ。
第一建設工業
資本コストや株価を意識した経営についての発表を受け本日大幅高となった。
素晴らしい財務を武器に配当性向50%以上、各年の総還元性向100%以上、5年間で50億以上の自社株買いと豪華な内容であり既に完熟した企業のあるべき姿だと思った。
PERは15程になってしまったがそれでも株式益回りで考えると6.47はあるし、利回りは3.87%と悪くなくPBRは0.57なので総還元性向100%以上の内容次第ではより大きな上振れも期待できる。
ただ、現状では上に限界が見えているところはあるので買い増しをするべきかといわれると毎年利回り6.5%ほどの株主還元で満足できるかどうかによるだろう。
モリ工業
場中に決算発表をしそれなりに下落した。
来期業績予想はやはり2割減程を予定しており450円、来期は減配で230→180円となっているが3%を少し切ってしまう程度なので凄く悪いというわけではないし、何よりモリ工業は財務がいい企業なのでこちらもやはり還元余地がある企業なことを考えると少なくとも来期がいいとは言えないが売るほど悪くもないように思える。
上の第一建設のように完熟するのもそれほど遠くはないレベルにはあるので他にいいところがないなら保有は継続したい。
三洋工業
EPS556、株式益回り18%という素晴らしい結果を出してくれた。
来期は各利益面で15%前後減という予想だが、もともとの今期の数字が素晴らしいのでその程度の減益で済むならかなり優秀だと思う。
PBRも0.5、自己資本65%、利回りも3,4と悪くはなく今のマーケットの中では割安さを感じる水準なのもいい。
買い増しも検討できるだろうが他の企業の決算が出そろってから判断したい。
長くなったので続きは明日書きます。