えんも君の

「日々平凡、雑記帳」ブログ

へ、ご来訪頂き、ありがとうございます。ほっこり


今回は、新作イラストをご紹介します。


ブラックエンジェル☆さんのコメントを

リクエストとして承らせて頂きました。


今回のキャラクターは、

こち亀の麗子さん

です! 


正確には、

"こちら葛飾区亀有公園前派出所 "の

秋本・カトリーヌ・麗子 巡査 

です。


"こちら葛飾区亀有公園前派出所 

(通称: こち亀)"は、

1976年 〜 2016年まで

週刊少年ジャンプで連載されたマンガです。


アニメも

1996年 〜 2008年まで

放送されました。

https://youtu.be/VN4Hzb9VltM 


ストーリーは、もう皆さんご存知ですね!


亀有公園前派出所勤務の

両津勘吉巡査長と

個性的な仲間達の活躍?を描いた

ハチャメチャ警察マンガです。


作者は、秋本治先生。

でも、

連載開始時からしばらくの間は、

"山止たつひこ"のペンネーム で、

描かれていました。

実はこのペンネームが

いろいろと混乱を招きました。


1976年当時、

少年チャンピオンで連載されていた

"がきデカ" が大ブームとなっていて、

そのマンガの作者が、

"山上たつひこ"先生でした。


だから、

"あれ!? 山上先生が、

ジャンプでもマンガ描いてる! 

でも絵柄がずいぶん違うなぁ"、


"何いってんだよ、

作者の名前をよく見てみな!

じゃなくて 山 だろ?"


という会話が、

当時の子供達の間で

交わされていました。


こち亀も長期連載していると、

連載当初から変わった所が

たくさんあります。


【絵柄】

もともとは、

当時の劇画ブームを受けて、

"劇画の絵柄で

ギャグマンガを描いたら

面白いのでは!"

のコンセプトで始まりました。


しかし、

80年代、 90年代、 

2000年代、 2010年代と、

時が経つのに従って、

キャラクターの線も簡略化されて、

シンプルな絵柄に変化していきました。


なんでもありの設定

当初は、

下町交番を舞台にした

ドタバタ劇でしたが、

徐々に

作者の趣味や妄想が暴走し始め、

スケールのデカイ話や、

両さんの少年時代のエピソード

がありました。


個性的なキャラクター】

海パン刑事、月光刑事などの"○○刑事"や、

ニューハーフの麻里 愛 など、

個性的な新キャラクターが

続々登場した事も、

このマンガの魅力でした。


変わったキャラとしては、

神様や

ロボット警官の丸出ダメ太郎

が登場しましたね。


またまた、

前置きが長くなりました。


今回も練習で、

麗子さんのイラストを1枚描いてみました!

これは、後期の絵柄になります。

似てますかねぇ? 


描いてみると意外に

個性を感じないです。


しゴムがけのときに、

線が滲んでしまいました。


そして、

これがカラーイラストになります。

この絵は
麗子さん初登場シーンになります。

後期の絵柄と比較すると
まったくの別人ですね!

麗子さんは、

原作 第11巻、第100話で初登場します。 


麗子さんが登場するまでは、

男性キャラばかりの、

かなり、むさ苦しいマンガでしたが、


登場以降は、

少し華やかさが増した気がします。


当初の麗子さんは、

少女マンガの要素が反映されていて、

キラキラな目をしています。


でも、

キャラ設定は真逆で、

お嬢様ですが、かなりのお転婆で、

銃はぶっ放すわ、

派手なカーチェイスをするわで、

まるで女性版両さんのようでした。


それが連載が進むにつれて、

お淑やかになっていきました。


一説には、

秋本先生がご結婚されて

女性感が変化した事が

一因と言われています。


ボクが少年ジャンプ(こち亀)を

毎週のように読んでいたのは、

76年〜90年頃で、

それ以降の話や新キャラクターは、

とんど分かりません。


30年の連載の間に、

ジャンプを卒業した人、

新しく読者になった人、


"こち亀"は、実に数多くの人達を

楽しませてくれました。


時代に合わせて、

絵柄や設定が変わっていっても、

核となる部分は不変だったからこそ、

各世代から愛されるマンガに

なったのだと思います。


手書きイラストシリーズ


今回は、ここまで

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

また、次回お逢いしましょう

 

心は少年、体はオヤジの

えんも君でした。