遠藤雅大 エンマサ サッカー人語 -7ページ目

ガンバ大阪の3冠の裏には・・・

長谷川健太監督率いるガンバ大阪の3冠は素晴らしかった。
そして、明るい話題の一つだ。日本サッカーは、どのカテゴリーにおいても西の時代なのであろうか。プロの卵であるユース年代においても、東京は弱いと言われる時代が続いている。
首都の伝統あるFC東京も、Jリーグが始まってから主役になった事は一度もない。
これは何を意味しているのであろうか!!!

さて、それ以上に問題なのは育成年代の事情。
代表的な事の一つに、Jリーグのクラブと契約が出来ても、夢を持った若手選手達は、1、2年で契約解除となる現状。Jスカウトの視る目のなさと、クラブの責任感の無さから、プロ選手を目指す少年達は激減している現状は、大きな問題だ。

また、Jユースの監督もトップチームに推薦はしない方がその少年達のためと、大学進学を勧める現状からは、J下部組織の意義をも疑われる。

やはり結論は一つなのか。伝統や伝承の無さが招くこの問題は根が深い。
少子化・高齢化の時代背景からも、対策が急務なのはサッカー界だけでなく、日本スポーツ界全体のテーマと言えるであろう。


リバプール対サンダーランド

深夜24:00KO。
現在8位と迷走するリバプールと良い時間もあるが勝ちきれないサンダーランド。
リバプールはジェラードのを前線に上げるシステムをとっているが、今ひとつ役割が明確でなく、
CMFのヘンダーソンとルーカスも縦パスを入れさせすぎ、全体的に復調ぎみだが攻守に安定出来るかがポイントでは! やはり、チームの顔であるジェラードを外せないロジャーズ監督。
CBと守備的MFの3枚のビルドアップも上手くいかない時間が多くジェラードが下がってしまう。
その際にヘンダーソンが上がるものの崩すには厳しい時間が続き、スターリングの突破だけでは厳しいし、ランバートも孤立する時が多くチームも厚みのある攻撃に繋がらない。今シーズンは昨シーズンのように奪って素早く攻めるが影を潜め、組織だった守備と抜群だったツートップが居ない。一人は移籍、一人は怪我と得点源が不在。新加入の期待されたバロテッリも怪我と踏んだり蹴ったり。
また、今節の後、12/9には、ホームでCLグループ突破のかかるバーゼル戦もあるだけに、ここ2試合が自信を取り戻す上でも、リーグ上位に食い込む意味でも鍵となるゲームだろう。

注目だ!!!

2014年も・・・

残すところ1ヶ月。
今年もESAの少年達は、多くの高校生、中学生とゲームをして頂き、技術・肉体・精神を鍛えた。
この場をお借りして、各高校の監督さん・スタッフの方々・高校生。そして、各中学クラブチームの監督さん・スタッフの方々・中学生にお礼申し上げます。
一人でも多くの本格派選手育成を目指すESA。今後も、多くの指導者の方々との繋がりと連携を大切に、また、親御さんとの連携も大切に責任を持ってご子息をお預かり致します。
毎年、年代的に家族との時間を重視し、クリスマスに年内の活動が終了するESA。
今年からOB主催ゲームがあるということもあり、年末まで活動する。
寒さに負けず、元気に2014年を締めくくろう。

いつもお世話になっております多くの方々、ESAを今後共どうぞ宜しくお願い致します!

                                  ESA代表 遠藤昌浩

天皇杯準決勝 ガンバ大阪 対 清水エスパルス

とても面白い監督対決だ!
交代するまでガンバのツートップのコンビは素晴らしかった。
今のガンバには勢いもあるし、3冠とモチベーションも高いだけに清水も苦しかった。
大榎監督のショートパスとドリブルの組み合わせのサッカーは面白かったし、若手の活躍はこの先楽しみなだけに、是が非でもJ1に残って欲しい。
ただ、今日のゲームの両チームの差は、低い位置でのプレーの意識とボールを持たないプレーの質の違いではなかろうか。
ただ、昔も今も清水エスパルスの応援団は、最高だ!!!

全国高校サッカー選手権 東京代表

2014も残り1ヶ月と少しで幕を閉じようとしている。
ESAのメンバーは今シーズンも、多くの高校生とゲームをして頂き、個人強化に務めている。
全国高校サッカー選手権は、東京代表も三鷹高校・國學院久我山の2校で決まった。
現在、Jリーグも含め首都のチームが主役でない各カテゴリーのサッカー。
やはり、首都のチームが主役であって欲しい。両校には、多いに全国大会での活躍を期待したい。
また、母校である帝京高校には、何とか復活をして欲しいだけに今後も、中学年代の選手強化で貢献したいと考えている。
また、Jリーグ下部組織中心の若手代表では国際ゲームで勝てない現状。
高校サッカー界の力こそ重要となり、指導方針をも見直すべきではなかろうか。
そして、レフェリーの基準も注目の高校サッカー。
日本サッカーの将来に大きく関係する!