遠藤雅大 エンマサ サッカー人語 -50ページ目
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ブログ開設にあたって



(写真:ドゥンガの自宅にて)


今年の五月、私は現ブラジル代表監督であり、ジュビロ磐田時代のチームメイトでもあった、ドゥンガの住むブラジルにある自宅を訪ねた。


 彼は、翌日に南米選手権の重要なメンバー記者会見を控える『王国』代表監督とは思えないほどの笑顔で、私を和やかに迎え入れてくれた。
 約3時間、日本から持参した私の指導DVDを見てもらいながら、「ジュニア世代の指導」について議論を交わした。


 映像を見ていたドゥンガは突然、目の色をかえて身振り、手振りを交えて話し出した。「ブラジルでも子供達に、このような実戦的なトレーニングを教えているし、サッカーのシステムや戦術にかかわらず、このような分解作業を加えた基本的なトレーニングは、僕も必要だと思う。実際のピッチでの動きにつながるからね。セレソン(ブラジル代表)でも必要と思う時は、このような基本的なトレーニングに時間をかける!」


 指導者として、自信にもなる、彼の言葉であった。


<次回は、南米選手権メンバー発表会見でのことをお伝えします>

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