9年
大きな出来事が起こった日に、怒りや悲しみを思い出す人の中で、それと同じくらいの喜びを思い出す人も居ることでしょう。
間一髪で助かった人も居て、安堵し喜びを噛みしめた人も居るでしょうから。
あれから9年、世界は大きく変化しています。
大きな出来事は、世界のトップ記事に並ぶ割合は減り、経済不安に関する記事が占めています。
相場だって、円相場1ドル119円くらい、日経平均も1万円を超えていて、今とは大きく違っています。
アメリカだって、大きな混乱の中にあっても、今のような経済の低迷は予想出来ないことだったでしょう。
年数の分だけ、人も年を取りました。
思いも環境も変わってしまったかも知れません。
助かった命なら、これから先も大事にして欲しいものです。
安堵したことを毎年思い出してもいいですよね。
健康で居てください。
楽しいお金の研究所
50年
日本振興銀行の破綻により、ペイオフが始めて発動されます。
ペイオフが出来て数年、幸いな事に発動されなかったため、一瞬言葉がピンと来ない気がしましたが、1000万円までの預金保護でしたね。
破綻という言葉の割りに、経営陣の逮捕劇の後だけに、予測範囲内なのか大きな混乱は起きないようです。
もちろん、再建を図るよう後任の努力はあったことでしょう。
銀行の破綻なんて、やっぱりどこか現実のものと思えない気がしますが、どんな形であれニュースで目にすると、不安を感じさせる一つになるかもしれません。
お金を預けるにしても、得るにしても、知恵と工夫は更に必要な時代なのでしょう。
今日はカラーテレビ放送記念日なのだそうです。
50年経ち、世は地上デジタル放送への変化の時代になっています。
時間と共に変化していくのが世の常。
お金の世界はどうでしょう。
50年後の未来には、大きな変化があるんでしょうか・・・
楽しいお金の研究所
負けるまで
負けん気の強さは、スポーツの世界でも、経済の世界でも大事なことでしょう。
それがなきゃ負けるかも知れません。
投資をする人にも、この負けん気がものを言うのでしょうか。
勢いよく勝負をかけるときも、大事なお金を投資するんですから、大きな決断が要るときもあります。
ですが、時にその負けたくないという気持ちが強くなり、判断をミスするときもあるわけです。
今度こそ、次こそ・・・と負けを認める認識を弱らせてしまうのでしょう。
賭け事にもいえる部分があります。
今度こそ・・次こそ・・とお金をつぎ込みすぎて、すっかり負けるまでのめり込んでしまう。
例え負けても、投資だったら勉強代と思える程度で抑えられたらいい。
賭け事なら、楽しんだ娯楽代と思える程度だったらいい。
そう出来る人は、思った以上に少ないかも知れませんね。
負けるまで・・そんな人が多いような気がします。
日々勉強・・・
楽しいお金の研究所
曖昧模糊
とうとう円相場は1ドル83円台に入りました。
単独での為替介入の話が出たり、一気に財政出動を行う話が出たり、現実の時間は確実に進んでいるのに、どこか別世界ですね。
こんな時期に代表選なんかやってる場合か!と怒り心頭の社会人は多いことでしょう。
演説やリベート、ご立派な話が飛び交います。
ですが、実際のお仕事になると曖昧模糊(あいまいもこ)とした動きになる。
非難ばかりしたいわけじゃないけど、円高がこれだけ進んでいるのに、中小企業など必死に仕事を取ってこないして居るのに、代表選に汗を流している様子にため息が出てくるでしょう。
期待しちゃいけないのかも知れない。
きっと、どなたがなっても本当は何も分かってないのかも知れない。
政治主導の方法だって分かってないかも知れない。
曖昧模糊な人たちなのかも知れないから・・・
楽しいお金の研究所
煙に巻かれて
私はたばこを吸いません。
吸った経験がないので、味というのかホッと一息つく感覚も分かりません。
ですが、たばこで一息ついている人を見ると、気持ちいいのかな~と覗いて見たい気になります。
たばこを吸う人は、たばこには沢山の税金が課せられている事はご存知でしょう。
その中には、たばこ特別税なる国鉄などの負債を返済する為に使われる税金が課せられていることも当然ご存知なのでしょう。
それでも、たばこは辞められないという方が喫煙者なのだと思います。
文句を言っても、逆に健康被害の加害者扱いまでされる世の風潮もあって、大人しく今日もたばこを購入し、税金を払っているんでしょうね。
取りやすいところに課税して、マイナスを補填しているんですけど、10月からの課税アップに税収自体減る事はないでしょうか。
健康のためには、その方がいいんでしょうけど・・・
私達がどうにも出来ないところで、課税にしても手数料にしても値上げしていることってよくあります。
取りやすいところから取る。
小さな日常に関わるところなので、大きく文句も出てこない。
お金に関わるものも、銀行関係にしても、常にそんな気がします。
「えっ?いつの間に??」ってことも・・・
楽しいお金の研究所