この古い機種の僕の相棒
あっという間に一緒に年を重ねたな。
君は素敵な光沢で僕を魅了した。
今じゃ古傷オンボロそれでも音源は変わらず。
愛も変わらず僕の青春ソングが詰まっている。
バッテリーはすぐに切れ、充電はロングラン
そんな不器用さになにかの影が重なり
涙が目に浮かぶ
流しさしないさ、流すのは君の役目
いつも誰かと比べてどんぐり比べ
自分の足で歩いて立って、どっか心は浮いている
すがりたくて、つかまりたくて、さみしくて
抱きしめた夢はとっても軽く
今も忘れないけど、消えそうなのさ
バイバイできればいいのにさ。そんなに簡単じゃないのさ。
踏み出して、OFFからONに切り替えて
リズムに乗ってステップ刻めば
この一瞬に光が宿る。
優しい気持ちに包まれて
シャッフルでミラクル、ドンピシャソングを流す気の利く相棒。
ブラザー、あのさ。歴史の証。成長の軌跡。希望に轍。
サザンの歌に心が動く。
そうか。まだ行けるな。
ここにあったか、僕の情熱。
消えることない希望の兆し。
命消えるまで続ける自分探し。
この湯の温度、絵にかかる絵。
拍車にかかる焦燥感
クソみたいに無常で非常で美しい世界
音でいろどろかせてくれ
楽譜に載せて僕のカラフルな音符達
僕の人生はどんな音楽になるかな
まぁそれはその時にわかるしいいか
ピリオドにはまだ早いよな
もうちょい歩くか、一緒にいこうぜ相棒。
いつもありがとう。THE MAN.