いつからだろうか。
変わりたいと変わらず思う日々に安堵感を覚え始めたのは。
いつからだろうか。
柔軟に物事を考えるんだという考えだけに固執し柔軟さを失い始めたのは。
いつからだろうか。
心に灯る燈を横目に情熱を心の中だけで抑えてつけ始めたのは。
いつからだろうか。
恥をかく事に恥じらいを覚えぬるま湯に浸った焦燥感ごとの心地よさに身を委ね始めたのは。
常にチャレンジを選んだ。
常に戦っていた。
自分の中の憤りを原動力に変え、自分の人生を波瀾万丈物語にしたいと意気込んでいた。
自分に問いかける。
あの頃の自分はまだいる。
心の中の奥の奥の暗い檻から、
確かに、静かに、呼吸が聞こえる。
まだ生きている。
鋭く、険しく、力強く、その時を待っている。
信じている。
苦しいチャレンジなんてただの拷問だ。
自由だ。
楽しく、嬉々として挑む。
全力で闘う。
全力を惜しまない。
全て出し切る。全部やる。
上れ。咲け、咲き誇れ。
己の花咲かせ。
恥をかいたっていい。ありのままなら。
笑われたっていい。ありのままなら。
馬鹿にされたっていい。自分を信じているから。
自分を、自由を、時間を謳歌しろ。
歌うように生きる。
乱れ側も見苦しくなっていい。
満開の笑顔が咲いているなら。
残された時間は誰にもわからない。
人生にロスタイムなんてありゃしない。
後悔している暇はない。
さぁ君はどうする?
残りの時間をどう使う?
吼えろ、吼えろ、咆哮を轟かせ。
さぁ、己らしさ謳花しろ。