いつまでもいつまでもいつまでもいつまでもいつまでも
纏わりつき心を蝕むもの
どこまでもどこまでもどこまでもどこまでもどこまでも
付きまとい心の中に現れる者
私はこれから一生はなれることがなく
死ぬ直前まで苦しめられることだろう
苛立ちを覚えさせ
どうにもできない不可抗力
見たくもないのに体の一部のようにそこにあり
気づかぬうちに、内部へと侵食し、発狂させる
怒れば思う壺で
ストレスの源としていたる部分に飛び火し、病の種を植えつける
夜空を見上げればそこに浮かび
朝日を拝んでもそこに浮かぶ
開放されることもなく
受け入れる力もなく
思うが侭に犯され
生きる気力を吸い取っていく
そこにいれば笑えた私
もうこの呪縛からは逃れることが出来ない
不運な器