この時間帯
この空気感
この匂い
この明かり
この静けさ
すべてが好きだ。
なにか始まりの予感的を期待させ、すべてがここあら始まるというワクワク感を与えてくれる。
なによりとっても自然で美しい
物事に集中できる時間帯は迷わず今だろう
前向きで優しい気持ちになれる
心安らか
それは今日一日が自由だということも理由のひとつかもしれない
なるべく使いたくない言葉。やりたくないこと。
全部ひっくるめて、自分のこれからを意識しても
私はこの瞬間が好きだ。愛おしい気持ちに近い。
またこの場所に帰ってきたいと思う。
うれしいことに毎日この時間は私の元にやってきてくれるのだ。
こんな幸せな感謝すべきことはないと心から思う。
『ありがとう』
そんな言葉も自然と口からもれる
ああ、なんて期待と希望と夢に溢れているんだろう
すべてが、すべてが、感じるものすべてがエネルギーにかわる
なわけあるかと言いたいなるが、今は本当にそう感じる。
そう感じるべきでそう感じる時間帯なのだろう
つかの間の安定感だ
物事には何か人智を超えた神秘的なものがあるといい。
興味を示すことができる
それはそこに言い訳ができるからだろう
人智を超えている。どうすることもできなかったんだ
実にシンプルで単純明快おそろしくも美しい純粋な答えだ。
過ちを認めることは難しい
特に現在進行形であるうちはなおさらだ
だれも過ちを起こそうと思って行動をしているものはいないだろう
それが正しいと信じて行動している。
他人にとっての過ちが、自分、当事者にとっての過ちとは限らない
それでも自分を信じなければ行動に移すことも難しい
そこが人の弱い部分だ
シンプルでありたいと願いつつも様々な感情が邪魔をする
思考をさえぎり、行動を制限する
いたって怠惰な生き物なのかもしれない
それを偽るために行動する
だとすると
なんとも矛盾に満ちた生き物であろうか
いや、
人間に限らず、世の中のすべてのことは大なり小なりあれど
『矛盾』に満ちている
矛盾だらけで汚らしくて卑しくて恥ずかしくて愛おしい
馬鹿げている
本当にそうか
彼は笑う
なぜ
彼女は笑っている
本当にそうか
かえるは跳ぶ
なぜ
彼女は泣いている
本当にそうか
思考は飛ぶ
なぜ
彼女は右手に力をこめている
本当にそうか
思い出せ 思い出す 思い出させる
泣く 泣き出す 泣かせる 泣きじゃくる
泣くわめく
わめく。わめく。わめく。
うるさい。うるさい。うるさい。
だまれ。だまれ。だまれ。
神聖さすら感じるこのときが少しずつ崩れはじめる
またはじまる
望んでいたが望んでいない
『矛盾』
すべてがきれいな配列ではない
不確定要素が多い
油断はできないぞ
神経質な人には生きづらい世の中
冒険好きにはたまらない世の中
答えのない。実体のつかめない。
脳から足のつま先まで纏わり着いてくるこのモヤモヤは、晴れることなどないのだろう。
この苦しみからは逃れることができない
もがけばもがくほど細胞レベルで絡み付いてくる。もう手遅れだ。
浸透している。怖い。恐ろしい。
そうだろう。
発狂しそうだ。
どうにかなるまえにどうにかしたいと願う時点でどうにかなっている。
救いはないのか
ないだろう。
ないほうがすっきりするんじゃないのか
本当は喜んでいる
現状に嘆きながら安堵している
『矛盾』
すべてから逃げるためにはどうすればいいのか
逃げありきで考える。その時点でもう逃げ切れないだろう。
同化してはいけない。
同化しないでどうかしろ
隙を見せるな
間、間、間から染み込む
あ、美しい。
あ、美しい。
あ、美しい。
パンク、パンク、パンク
脳の解剖
心の解剖
そこから見えてくるものとは
狂うなら狂え。思考は飛ぶ。なぜ。
飛ばせ、飛ばせ、飛ばせ、
誰もついてこれない領域まで一気に飛躍させろ
そこから帰って来い。
そこには今まで創造すらできなかったことがあるだろう
そして、学べ。