2月13日(水)の英銀・4半期インフレレポートでGDPの悪化が

公表され、追加緩和が示唆されるのではないか…との思惑と、

実際、英中銀総裁が、「条件が揃えば、追加緩和を行う準備は

できている」と語ったことにで、週初めから、ポンド(米ドル)は

大いに売り込まれ、1.58レベルから1.54ミドルまで下落ダウン


羊ドル(米ドル)は、背景が良く分からないのですが汗

週明けの0.84レベルから、一方的に買いが進み、レジス

タンスと思われた0.848を抜け、0.853レベルまで上昇アップ


これら相反する値動きの結果、ポンド羊ドルは、1.9手前から

1.81ミドルまで800pipsを超える急落ダウンが示現されました。



取引状況は、一昨日にアップした時点から、さらに3つのポジが

加わり、段階的に6つの買いポジを抱えて週末を迎えてます。


ポンド羊ドル 4時間足(ライブ)

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130215_H4_Live


週末調整+G20声明文リスクにより、1.84まで値を戻して

相場は終了しました。


ローリスクな取引を心がけるなら、微益に転じたこの機に

離脱を図るべきでしょうが、前回、ひと呼吸・ふた呼吸を

置いての決済を…と反省したばかりなので、もうちょっと、

待ってみよう…かと。



さてさて、チャートを眺めてみます。


ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130215_D1


昨日は、前日の高値・安値(オレンジ色の数値)、どちらをも抜け、

方向感に迷いが見えるものの、それは、週末調整+G20声明文

への警戒から…でしょうか。

BB20は拡張期のまっ最中で、続落の気配は濃厚。

ただ、まだ初戻しが示現されてないから、降下してくるMA20を

目掛け、1.86付近までの戻しがあっても。



ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130215_W1


こちらもBB20は拡張期右上矢印のまっ最中。

短時間足(日足)の収束が現れるまでは、この状態が継続。



相場は、1.8割れをターゲットに据えているように思われます。










旅の途中、乗り継ぎ空港ラウンジからのアップとなります。


1.87アラウンドからエントリーとエクジットを繰り返しつつ、

徐々に買い玉レベルを下げてきていましたが、1.8550からは

保持してみることに…。


ポンド羊ドル ライブ状況

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130214_H4_Live



チャートを眺めてみると、

ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130214_D1


中長期時間軸(日・週・月足)のSTD20すべてが上向き右上矢印を示し、

すなわち、BB20が拡張期にあって、歴史的安値へのさらなる

探究心は、いまだ旺盛なようです。



トレンド反転の理由を探そうとすれば、「月の後半に移る」という

何とも心もとなく強引なもの…。



さて、どこまで下がるでしょうねはてなマーク




ブログで記しているように、この数ヶ月、ポンド羊ドルを取引通貨ペアと

して愛用しています。


その理由は、『(日足)変動幅(高値-安値)が大きい』 から、そして

なんと言っても、『歴史的偏りに近接している』 から。



下グラフは、今年に入ってからの日足変動幅を示しています。



日足変動幅 2013年01月~

メタボトレーダーの日常 -変動幅_130208


変動性(ボラティリティ)の高いことで有名なポンド円は本領を発揮し、

平均日足変動幅は192pips。 ポンド羊ドルの179pipsを凌駕して

います。


ただ、もっと長期から見てみた場合、ポンド円の平均は 196pips、

ポンド羊ドルは 283pips と4割以上も大きな変動幅を示現してい

るんです。


変動性が高いことは、ハイリスク・ハイリターンと同義ですが、

このリスクを低減するため、レートレベルを使ってます。



下表は、過去10年の変動幅(高値-安値)と比較した現在レートの

位置を示しています。


レートレベル (対、過去10年)

メタボトレーダーの日常 -RateLevel_130208


変動幅の大きなポンド円は、変動幅下限から 22.2% に位置し、、

2955.8pips 離れてます。

一方のポンド羊ドルは、同じく下限から 2.86%347.0pips


長期スパンの高値・安値が、絶対的なレジスタンス・サポートとして

機能しきれるものではないことを、歴史は何度も物語ってきましたが、

相場が強靭な意思を持たない限り、市場参加者の深追い心理(挑戦

心)は萎縮し、逆に、反転の動意が生じやすくなると思っています。


また、政界・経済界にも少なからぬ緊張を生み出すことから、

要人発言などが発せられやすくもなりますね。



このチャートは、相場が強靭な意思を持った際、何が起きるかを

示したものとして、常日頃、眺めては、警戒心 叫び を呼び起してます。


ユーロフラン 月足

メタボトレーダーの日常 -EURCHF



最後に、このポンド羊ドルのスプレッドは、概して大きく、その上

裁量に比べMT4では、さらに拡がっているのが一般的なのですが、

FXトレードフィナンシャルでは、どちらも 5pipsビックリマーク


ありがたい業者さんです。





週明けの2月4日、ポンド羊ドルは、60pips近くの窓を開けて始まり、

あっさりと史上最安値(1.8542)を更新し、1.8500の節目までも

割り込みました。


最近、投機筋のターゲットに据えられ、しばしば主導的な値動きを

見せる機会もある 『欧州 vs. オセアニア』 の通貨ペアですが、

元来、これら通貨ペアのレートは、欧州 vs. 米国、オセアニア vs.

米国、それぞれメジャー通貨ペアの変動が副次的に生み出すもの

と捉えておくのが順当なんでしょう。


こんなことから、こうもあっさりと史上最安値が更新され、心理的

節目も割り込んだんでしょうね。



そんなことで、

週跨ぎの3つの買いポジに加え、4つ目が建玉しました。



ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130208_D1_Live


2月7日、英・欧の政策金利発表前に離脱しましたが、どうも、

早すぎました汗


決済についての修行不足を痛感する機会が多いです。


エクジットについても、ひと呼吸、ふた呼吸入れるくらいが

いいのでしょうが…。



さて、今後の動向は?



ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130208_W1


上値・下値ともに切り下がり、BB20は拡張期真っ最中。

したがって、目下のところ、下降トレンド継続と推察されます。



ポンド羊ドル 月足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130208_MN


BB20は拡張初期。


こちらも下値が切り下がっており、下降トレンド継続と推察するのが

妥当ですが、あまりにも上値が先月から切り下がりすぎているのが

気に掛かります。


週足MA20の位置する1.93レベルくらいまでの戻しがあっても

良さそう。



そんなことを期待して、

来週は1.87アラウンドから入ってみようかな…チョキ






出張帰りにシンガポールへ寄り道。

前々から気になっていたマリーナ・ベイ・サンズに泊まってます。


メタボトレーダーの日常 -Marina Bay Sands


マンモスホテルとしての長所も短所もありますが、上層フロアーに位置し、

VIPラウンジでのチェックインや屋上プール際専用スペースでの朝食・

アフタヌーンティー・カクテルなどのサービス提供を受けられるクラブルームは、

コスト・パフォーマンス的に満足できるレベルにあると感じてます。



さてさて、FX!



ポンド羊ドルは、日足MA20を目指して上昇し、先々週の高値を僅かに

上抜けましたが、そこから伸び切れずに失速。 しばらく、停滞かな…と

思いきや、週末の米・雇用統計後、俄かに下落を加速、1年前の安値を抜け、

一機に史上最安値へ急接近となりました。


ポンド羊ドル 4時間足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130201_H4


おかげで(?)、3つの買いポジが瞬く間に建ちました。


このような値動きが示現された背景は、テクニカル的には、

前回記した週足・月足の状況や、さらに前に記したポンド米ドルの

状況から、推定できるのですが、ファンダメンタルズ的には

まったく分かってません。


今後しばらくは、史上最安値がどこまで更新されるか

目 してみます。





ポンド羊ドル、今週の日足平均変動幅は126pipsで、

この通貨ペアにしては、比較的、穏やかな相場でした。


また、長期時間軸に於ける下降トレンドが継続中ですので、

取引は、EAでエントリー、裁量でエクジットとなりました。


ポンド羊ドル 4時間足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130125_H4


週末に建ったポジは保持してます。



今後の動向を考えてみます。



ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130125_D1


BB20の収束期に入ったことから、週末の高値・安値切上りが

週末調整ではなく、今後、急速に降下してくるMA20を目指す

日足レベルの調整となる可能性もあります。


ただし、さらに長めのチャートを見ると、


ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130125_W1


ポンド羊ドル 月足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130125_MN


BB20は拡張期(週足)・拡張初期(月足)にあり、下降トレンドの

継続を示唆しています。

昨年2月中旬の安値(1.8629)や2011年7月下旬に記録した

史上最安値(1.8542)を視野(ターゲット)に納めています。


目先、目 したいのは、


日足レベルの調整となった場合、今週の週足高値(1.9017)を

抜けられるかはてなマーク


示現されれば、下降速度は緩むでしょうね。


そのキーを担うのは、31日の羊・政策金利

据置きがコンセンサスですが、微かに緩和サプライズ期待もあり、

羊ドルロングの手仕舞いが起きるかどうか…。


さてさて





先週15日締めのCFTC(全米先物取引委員会)報告 によりますと、

円買い高は、昨年10月の衆議院解散以前のレベルまで積み

上がってきているそうです。

何が見えているのでしょう、何を狙っているのでしょうはてなマーク


それとは裏腹に上昇を続ける米ドル円相場

一体、誰が円を売っているのでしょうねはてなマーク


常日頃、政治はファンダメンタルズ要因としてしか考えていないけど、

それは、誰が何をやろうと妥当な範囲であるから。  ところが…

今回のあまりにも常軌を逸した言動には、大いなる憂慮を抱いてます。


倦怠感が溢れたような時代では、いつも慎重論は疎まれ、威勢のいい

話に脚光が集まります。


アベノミクスは、まさに瀕死の重症患者に極太のカンフル注射を施す

ようなもの。

それも、医師でもないズブの素人が、近々の選挙だけを考えて…。


加えて、

政治家による為替レベル発言、独立組織であるべき日銀への干渉

などなど、常識的なタブーを犯し放題。


近未来に待ち受けているのでは、

賃上げなき物価高騰、債券金利上昇による財政破綻、などなど叫び


日銀(白川さん)の英断に僅かな期待を寄せてます。



(追記 13時00分)


あ~ぁ、ダメでしたね…




チャートを眺めていたら…


GBPUSD 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPUSD_13018_W1



なんと綺麗なWトップビックリマーク


おまけに、

BB20(STD20)は大きな変動を示唆する拡張初期!!



相場に予断は禁物ですが、

今週の英・重要経済指標(失業率と4QGDP)で

これらの悪化が確認されますと、追加緩和期待が高まり、

ポンドは大きく値を崩すことになるでしょう。


Wトップの頂点レートは1.6338、その谷間は1.5826

すると、教科書的なターゲットは

1.5826-(1.6338-1.5826)=1.5314



さてさて…



足下、個人的に取引対象として 目 しているのは、

過去10年間の最高値と最安値とから算定される値幅(レンジ)に

照らし合わせて、大きな偏りが示現されている、これらの通貨ペア。


メタボトレーダーの日常 -RateLevel_130118_MN



これらの中から、ポンド vs. オセアニアを取り上げてみます。



GBPNZD 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130118_D1


GBPAUD 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPAUD_130118_D1


どちらも、サブウインドウの右側に表示されている中・長期足

すべてのBB20が拡張期を示し、続落を示唆


史上最安値までののりしろは、4・500pips程度と小さく、

その更新が視野に入りつつあります。


安全な取引を期すなら、今の下降トレンドを見過ごし、安値の

切上りを確認してからのエントリー。


攻めるなら、ボラティリティーの大きさ(下グラフ参照)を活用して、

下降する安値ラインレベルまで引きつけての買いエントリー。

そして、高値下降ラインレベルでのエクジットとなります。


直近のボラティリティー 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZDAUD_130118_D1_Vol


平均: ポンド羊ドル 178pips、ポンド豪ドル 107pips


目下、暴騰中の米ドル円ですら同期間の日足変動幅平均は

95pipsですから、これら通貨ペアの高ボラが窺い知れます。



目 される1月中の関連経済指標は、

ポンド: 23日の失業率、25日の4QGDP

羊ドル: 31日の政策金利

豪ドル: 23日の4Q消費者物価指数

あたりでしょうか。



記録は破られるためにある(?)ため、

史上最高値・安値がレジスタンスやサポートになるとは

限りませんが、心理的な影響となることは確かでしょう。



さてさて…




目 していた2つの経済指標

羊・消費者物価指数は、予想より弱い結果となり、

もうひとつの中国・4QGDPは、ほぼ予想の範囲。


昨日、建玉できたポンド羊ドルの買いポジは、

羊・経済指標発表後、早々と決済。


ポンド羊ドル 4時間足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130118_H4



買い下がり始値を更に引下げて(1.8960)、プログラムの

稼動は続けてますが、静かな週末になりそうです。


今日の値動き結果を踏まえて、週末、エントリー方針を

考えてみます。