足下、個人的に取引対象として しているのは、
過去10年間の最高値と最安値とから算定される値幅(レンジ)に
照らし合わせて、大きな偏りが示現されている、これらの通貨ペア。
これらの中から、ポンド vs. オセアニアを取り上げてみます。
GBPNZD 日足
GBPAUD 日足
どちらも、サブウインドウの右側に表示されている中・長期足
すべてのBB20が拡張期を示し、続落を示唆。
史上最安値までののりしろは、4・500pips程度と小さく、
その更新が視野に入りつつあります。
安全な取引を期すなら、今の下降トレンドを見過ごし、安値の
切上りを確認してからのエントリー。
攻めるなら、ボラティリティーの大きさ(下グラフ参照)を活用して、
下降する安値ラインレベルまで引きつけての買いエントリー。
そして、高値下降ラインレベルでのエクジットとなります。
直近のボラティリティー 日足
平均: ポンド羊ドル 178pips、ポンド豪ドル 107pips
目下、暴騰中の米ドル円ですら同期間の日足変動幅平均は
95pipsですから、これら通貨ペアの高ボラが窺い知れます。
される1月中の関連経済指標は、
ポンド: 23日の失業率、25日の4QGDP
羊ドル: 31日の政策金利
豪ドル: 23日の4Q消費者物価指数
あたりでしょうか。
記録は破られるためにある(?)ため、
史上最高値・安値がレジスタンスやサポートになるとは
限りませんが、心理的な影響となることは確かでしょう。
さてさて…