先週15日締めのCFTC(全米先物取引委員会)報告 によりますと、
円買い高は、昨年10月の衆議院解散以前のレベルまで積み
上がってきているそうです。
何が見えているのでしょう、何を狙っているのでしょう
それとは裏腹に上昇を続ける米ドル円相場
一体、誰が円を売っているのでしょうね
常日頃、政治はファンダメンタルズ要因としてしか考えていないけど、
それは、誰が何をやろうと妥当な範囲であるから。 ところが…
今回のあまりにも常軌を逸した言動には、大いなる憂慮を抱いてます。
倦怠感が溢れたような時代では、いつも慎重論は疎まれ、威勢のいい
話に脚光が集まります。
アベノミクスは、まさに瀕死の重症患者に極太のカンフル注射を施す
ようなもの。
それも、医師でもないズブの素人が、近々の選挙だけを考えて…。
加えて、
政治家による為替レベル発言、独立組織であるべき日銀への干渉
などなど、常識的なタブーを犯し放題。
近未来に待ち受けているのでは、
賃上げなき物価高騰、債券金利上昇による財政破綻、などなど
日銀(白川さん)の英断に僅かな期待を寄せてます。
(追記 13時00分)
あ~ぁ、ダメでしたね…