2013年の第1四半期が終わりました。


この期間の米ドル円は、昨年来のアベノミクスにより円安が継続。


正月の87.165円から始まり、3月12日に最高値96.704円を着け、

この間の変動幅は953.9pips右上矢印となりました。


同様に、ポンド羊ドルを見てみると、始値は1.9520、2月25日に(歴史的)

最安値1.7956を着け、変動幅は1564pips右下矢印

米ドル円の1.64倍も動いてますビックリマーク


ちなみに、他通貨ペアも含め、日足終値ベースでボラティリティを

グラフにしてみると、


メタボトレーダーの日常 -2013_1Q_Volatility


こんな感じになりました。



さてさて、今週のポンド羊ドルは、


ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130329_D1


BB20は右上矢印を示してますが、3月中旬あたりから、ほぼ横這いが継続。

あらたな方向(トレンド)を模索している状態です。


明日(4月1日)は、1.8100が拡張と収束の分岐点。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130329_D1_STD20F



ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130329_W1


BB20は、拡張を続けていますが、その勢いは弱まってきています。


下のグラフが示すとおり、先週末のレートが拡張・収束の分岐点。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130329_W1_STD20F



2Qは、史上最安値(1.7956)を更新する機会もあるでしょうが、

下値を見極める時期になるんじゃないかな…と思ってます。






ポンド羊ドル・ポンド豪ドルに、史上最安値トライの動きが伺えます。



ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130326_D1


ポンド豪ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPAUD_130326_D1



これらは、調整を終え、第2四半期に向けて、早くも新たな動きを現し始めた

オセアニア通貨と調整末期のポンド(米ドル)とが、副次的に創出している

結果にすぎないと見ています。


羊ドル米ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -NZDUSD_130326_D1


豪ドル米ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -AUDUSD_130326_D1


ポンド米ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPUSD_130326_D1



実は、だから、怖いんです!?


今週末もしくは来週早々から、本格的に市場が動き始めると、

この流れが一気に加速するんじゃないかなダウンと思われて…。



ただし、オセアニアの通貨レベルは、過去10年間の値幅と比べ、

かなりなハイ・レベル(約88%)に達しつつあり、上値が抑えられ

易くなる展開も予想されます。


レートレベル 月足

メタボトレーダーの日常 -RATELEVEL_130326_MN



一方、来週、2日(火)には豪・政策金利、4日(木)には英&欧・政策金利、

5日(金)には米・雇用統計と、重要イベントが並んでます。


キプロス問題についてのECB総裁発言、好調維持となるか米・雇用環境

この辺が目されます。





4月初旬の日銀政策金利発表までの期限付きで

米ドル円の買い下りプログラム(EA)を稼動させてます。


まだまだ上昇(円安)の余力は十分に残ってるでしょうが、

日足・週足ともにBB20状態の転換という珍現象とともに、

その勢いに鈍化が現れはじめてます。


米ドル円 日足

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130322_D1


BB20が収束(STD20が減少)に転換ビックリマーク



米ドル円 週足

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130322_W1


実に18週間ぶり のBB20収束(STD20減少)が示現されました!!



今週は、欧米勢にとっての第1四半期末、日本勢にとっての年度末。


その一方では、堆積された少なからぬ量の円ロングポジ。



買い下りEAのターゲット・レンジは、

日足BB20の-2σ線がある91円ミドルから

週足MA20線を超えた88円前半まで

(25日修正)

日足BB20の-2σ線がある91円後半から

週足MA20線を下抜けた88円後半まで



さてさて





先週(3月18日~22日)は、たくさんの重要イベントがあり、

乱高下する場面もありましたが、やはり第1四半期終盤の

せいでしょうか、新たな建玉は避けられ、ポンド羊ドルの

週間値幅は小さ目となりました。


そんな中、3つの買いポジを建ててみましたが、

どれも微益で離脱しています。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130322_D1_FXTF



さてさて、


今週は、まさに四半期最終週。

おまけに、週末はグッド・フライデーのため、米・英・欧・オセアニアなど、

ほとんどの市場はお休みです。


キプロス関連と日銀関連の言動が気掛かりですが、週末に向かって、

取引高が細簿ってゆきそう。

ただ、商い薄を狙った仕掛けで大きく動く可能性もあるので、週末には

離した指値を置いてみようと思ってます。



ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130322_D1


BB20・MA20は、ほぼ横ばいで、次なる方向(トレンド)に向けて待機中。



ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130322_W1


BB20は拡張が継続中ですが、その勢いは弱まってきました。


今週の終値が1.83ミドルを超えれば、収束期に転換します。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130322_W1_STD20



その他、ちょっと気になる記事


[ロンドン/ニューヨーク 22日 ロイター]

格付け会社フィッチ・レーティングスは22日、現在「トリプルA」としている

英国の外貨建て格付けを「ウォッチ・ネガティブ」に指定し、数週間以内にも

引き下げる公算が大きいとの見解を示した。


2月下旬にムーディーズが格下げを公表しているため、影響は限定的かも

しれないけど、英・ポンドに関する評価は、ますます悪化しそうですね。







今週のポンド羊ドルは、


・ 時節調整が継続するのか?

  (特に、ポンド米ドルにて右上矢印となるか?)


・ 20日(水)の英・2013年度予算案にて、

  英中銀の金融政策枠組み決定が変更されるか?

  (緩和姿勢が盛り込まれるなら、ポンド(米ドル)はダウン


その他の重要イベントは、

・ 20日(水) 羊・Q4経常収支

・ 20日(水) 英・中銀政策金利議事録公表

・ 20日(水) 英・2月失業率

・ 20日(水) 米・FOMC政策金利発表

・ 21日(木) 羊・Q4GDP


これらが、主な変動要因でしょう。


20日早朝からの24時間は、大忙しになりそうですね。



ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130315_W1


BB20(STD20)は、変わらずの拡張状態。


2月終わりから、日足は収束に移っているのに、どのレベルで

収束に転換するのか、調べてみました。


2013年3月18日~22日終値と週足STD20

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130315_W1_STD20


ふむ~、1.85ミドル以上…。 ちょっと遠い気がします。


多少の戻し(調整)があっても、基本は、しばし下降トレンド継続と

予測するのが順当のようです。




今週のポンド羊ドルに関するメインイベントは、

14日(木)早朝の羊・政策金利だけ…と思ってました。


羊ドル(米ドル)は、その発表に向けて、緩和リスク不安から 右下矢印

発表後は、現行維持から 右上矢印

その影響を受け、ポンド羊ドルの変動は、右上矢印右下矢印 かと…。


ところが、

相場の視線は、全く別のところ、時節 に向いていました。


第1四半期の終わりに向けての調整が入り、

売りポジの貯まったポンド米ドルは右上矢印

買いポジの貯まった羊ドル米ドルは右下矢印

その影響から、ポンド羊ドルは右上矢印と動きました。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130315_D1_Live


この相場観の誤りから、今週のトレードも、

微益に終わってしまいました。


難しいもんですね~。



『時節』 の種類には、週末・月末・四半期末・年度末

(日本以外は12月末)があり、それぞれに於いて

買い(売り)込まれたポジの決済が入るため、

トレンドとは逆行する値動きが示現されます。



そこでビックリマーク

来週は、久しぶりに米ドル円に 目 してみようかと。


米ドル円 週足

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130315_W1


言うまでもなく、アベノミクスの影響により、96円ミドルまで

急激な円安が進んでいます。


その背景にあるのが、莫大な量の円ショートビックリマーク


米ドル円 CFTC(クリックすると拡大できます)

メタボトレーダーの日常 -USDJPY_130315_IMM


同時に 目 したいのが、黄線で囲んだ円ロング。

含み損を抱えたまま、少なからぬ量が貯まっています。


今週は、第1四半期の終わりに向け、利確を図ろうとするロング勢と、

含み損を少しでも減らして決済しようとするショート勢とのせめぎ合い。


ショート勢の平均レートは、87.9円付近。

これは、週足チャートMA20と符合しますね。


一方、第2四半期早々には、日・政策金利の発表が控え、

大胆な緩和策が予想されています。


さて、90円割れを期待できるでしょうか…はてなマーク


強気で攻めてみたいと考えてます。




約3週間に及んだ外遊も今日で終わり。

乗り継ぎ便を待つ、空港でのブログ・アップです。


今週は、盛りだくさんの各国政策金利や月内最大イベントの

米・雇用統計の発表があったので、ポンド羊ドルの買い下がり

プログラムの初動レベルパラを大幅に下げて設定してました。


豪・英・欧、それぞれに、微かながらも緩和リスクがありましたが、

その割りには、発表前の値崩れがなかった(小さかった)な…と

いう印象を受けました。


そんなことで、建玉はなく、もちろん決済もなく、スクゥエアーの

まま、平穏な1週間を過ごしてました。


今後の動きを考えてみます。

ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130308_D1


BB20(STD20)は、急速に収束状態が顕著化してきました。

次の短期トレンドを模索するような値動きになるのかもしれません。



ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130308_W1


週足・月足のBB20は、依然、拡張色が強く、中長期トレンド、

すなわち、下落トレンドは継続と見るのが順当なんでしょう。


ただ、今週の値幅は、先週のその中に収まる、いわゆる

『孕み寄せ』 を形成しました。

短期的には、トレンド反転のシグナルと看做すことができるのかも

しれません。



来週の木曜日には、羊・政策金利が予定されています。

こちらも微かながらの緩和リスクがあるものの、現行維持となる

公算が大で、変動要因とはならないでしょうね。


英・欧の悪材料には出尽くし感もありますが、新たにイタリアの

格下げも加わり、オセアニアと比べ、弱々しさが漂っているように

感じられます。


こんなことから、大きく引き付けてからの買い、たとえば、

1.7900、とならざるを得ないように思えます。





2月中旬に出国してから、早2週間ばかりが過ぎましたが、

あと、しばらく外遊が続きます。


今はホテルではなく、初の試みとして、ゲストハウスと呼ばれる施設に

泊まってみてるんですが、無料のランドリーは、ありがたいサービスです。


メタボトレーダーの日常 -guesthouse



さてさて、

1年半ぶりに史上最安値を更新し、1.79ミドルまで値を切り下げたポンド羊ドル。


今日は、長期(月足)チャートを使って、今後の変動を大局的に見てみようと

思います。



ポンド羊ドル 月足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130301_MN


ポンド羊ドルの中長期、すべてのチャートでSTD20が右上矢印を示し、

BB20は拡張期の真っ最中。


史上最安値付近にあることから、いつ何時、上昇に転じても

おかしくないものの、ここは素直に続落と判断しておきます。


底値の予測は難しいですが、2011年の切下げ幅が再現と

仮定すると、1.8542-0.1316=1.7226!?


日足や週足チャートにBB20の収束が現われ始めるまでは、

この辺までを見込んでおくのが、いいのかもしれません。



ここで、ポンド羊ドルのレートを司る羊ドル米ドル・ポンド米ドル

それぞれの長期チャートを見てみます。


羊ドル米ドル 月足

メタボトレーダーの日常 -NZDUSD_130301_MN


週足・月足チャートでSTD20が右下矢印を示しているように、

BB20は収束状態。


上値が切り上がり、続伸が期待されるものの、この収束が

伸びを抑えるか、もしくは、下落リスクを芽生え始めさせると

予測されます。



ポンド米ドル 月足

メタボトレーダーの日常 -GBPUSD_130301_MN


ポンド羊ドルと同様、中長期、すべてのチャートでSTD20が右上矢印を示し、

BB20は拡張期の真っ最中。 レートはダウン


今年に入ってからのポンド(英国)事情は、惨憺たるものがあります。


1月23日、キャメロン首相が2017年にEU残留か離脱かの国民

投票を行うと公表

→このような不透明感はリスクと捉えられる。


1月25日発表の2012Q4GDPがマイナス0.3%

→金融危機以降で3度目のリセッション(景気後退)懸念

→緊縮財政策への批判が高まる可能性


2月20日発表の英中銀金融政策委員会議事録で、総裁を含む

3名が緩和拡大に賛成票を投じたことが判明

→次回(3月7日)、もしくは、それ以降に金融緩和の可能性大


2月22日、ムーディーズによる英国の格下げ

→今後、経済成長が更に低迷し、債務が膨らみ続けることを理由



どれを取り上げても、ポンド売りの材料しかありませんね。


時期早々ではありますが、年末近くには、金融危機の際につけた

史上最安値(1.3500)を割り込むんじゃないか…叫びと見ています。



すると、もし、その際、羊ドル米ドルが0.8000なら、

ポンド羊ドルは、1.6875叫び あり得そうな気もしますね。




週明け早々、ポンド羊ドルは、1.8を割り込み、

1.79ミドルまで下落しましたドクロ


ありゃ~、やっぱり1.78ミドルまで行くんだろうか…と、

放置モード全開で過ごしてましたが、羊ドル(米ドル)が

予想外・原因不明の急落。

そのおかげで、ポンド羊ドルは1.84越えまで急騰アップ


2週間、暖め続けた(?)6つの買いポジを一機に決済。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130217_D1_FXTF



久しぶりのスクゥエアー、身軽になって、一息ついてます。


次の仕込み処は、どのレベルから始めるか…はてなマーク

週末、ゆっくり考えてみます。




先週末から変わらぬ建玉状況のまま、週末を迎えました。


ただし、ポンド羊ドルをめぐる相場環境は、日足レベルのサポートに

なっていた1.81ミドルを割り込み、下降トレンド再開の気配ドクロ


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130222_D1_Live



さてさて、どこまで下落するのでしょうか…?


チャートを見てみます。



ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130222_W1


BB20(STD20)は、未だ衰えを知らず、拡張期をまっしぐら。

その上、週足高値も1.90レベルから1.84レベルまで大きく

切り下げました。


確かなことは何ひとつ存在しないのが相場ですが、

ほぼ間違いなく、続落ですね。



その背景となっているのは、ファンダメンタルズの悪化が著しい

ポンド(米ドル)です。


ポンド米ドル 月足

メタボトレーダーの日常 -GBPUSD_130222_MN



1ヶ月ほど前になりますが、週足Wトップによる、ポンド米ドルの

1.53アラウンドへの下落記事 をアップしました。


その後のポンドの環境は、

英中銀による4QインフレレポートやMPC議事録の発表により

追加緩和の可能性が高まりつつあること、

さらに、英国の格付け引下げ(の噂)なども加わり、

大いに悪化しています。


次回の英中銀政策金利発表は3月7日です。

これに向けたポンド売りが期待されます。



ポンド羊ドルのターゲットは、1.8000の大きな節目を割り込み

1.78ミドルまで下落するんじゃないか…と思ってます叫び



さてさて…。