ポンド星ドルに興味を持ち、この通貨ペアを取り扱っている

ブローカー(業者)を探してみました。


検索条件は、MT4で1000通貨単位の取引ができること。


この条件を満たせる国内ブローカーは、なんと

GKFX証券アヴァトレード・ジャパンの2社のみあせる


スプレッドを比較してみると、どうもGKFXの方が狭そう。


ということで、とりあえず、口座開設を申し込みました。



ただ、今の主要取引通貨ペアであるポンド羊ドルのスプレッドが

FXCMより好ましくないので、引っ越すかどうか、

もうしばらく考えてみます。



また、出金を頻繁に行わないようにして、スプレッドが小さく、

レバレッジの大きい海外へ引っ越すという選択肢も、十分に

検討の価値があると考えています。



さてさて、



以前、取り上げてみましたポンド加ドルですが(こちら)

ポンド羊ドルと同様、こちらも、機が熟してきたように思われます。


ポンド加ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPCAD_130524_W1



もっと他にないものか…と探していたら、ありましたビックリマーク ポンド星ドル目


過去10年間のレート・レンジに対し、現在のレートは(史上)最安値から

615pips、4.52%の低レベルビックリマーク

その上、変動幅は13,597pipsとポンド円を上回る最大級の大きさ!!


メタボトレーダーの日常 -RateLevel_130524


羊ドル米ドルが、すでに19%近くも最高値から遠退いてしまったのに対し、

米ドル星ドルは、未だ最安値から11%程度と、上昇余地を多く残しています。



チャートを見てみると、


ポンド星ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPSGD_130524_W1


BB20の美しい収束形状を描きつつ、MA20への戻しを経て、

Wボトムの形成過程にあります。


ここから、さらにしっかりとした2番底をつけにゆくのか、もしくは

MA20をしっかりと上抜き、上昇過程に入ってゆくのかは、わかりませんが、

月足BB20(STD20)も収束(減少)を始めていることから、遅かれ早かれ、

中・長期的な上昇トレンドが期待できると思われます。


何だか、ポンド羊ドルの一歩先を進んでいる(?)ようにも写ります。



今は、ポンド羊ドルやポンド加ドル、ポンド星ドルが、こんな風にならないことを

願ってます。


ポンド豪ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPAUD_130524_W1






今週は、ポンド羊ドルの相場観を固定して、強気に攻めてみました。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130524_H4_Live


自動取引プログラムは、2回に分け、32個の買いポジを段階的に

建てましたが、相変わらず、設計とは反したレートによる約定が

頻発していて、気掛かりです。


FXCM 設定レートと約定レートとの誤差(pips)

メタボトレーダーの日常 -FXCM_Slip_130524


マイナー通貨ペアとうこともあり、仕方ないですか…。



さてさて、今後のポンド羊ドルは、



週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130524_W1


BB20は収束が進行し、期待通り(?)、セオリーに沿った

MA20への回帰を試す展開となりました。

今後、MA20を下抜けられるか、Wボトムを形成できるか、

注目(期待)したいところです。


ただ、先週の高値・安値どちらも抜けられない、所謂、ハラミ寄せが

形成され、長い下ヒゲを残したことから、上昇気流の強さも感じられ、

急速な下値追求にはならないだろう…と思ってます。



シカゴ商品取引所では、5月21日現在、

ポンド・豪ドルの売り(ショート)が、ともに史上最大量にまで

膨れ上がってます叫び


豪ドルは、政府要人が自国通貨高への懸念を表明したことや

追加利下げ余地もあることから、ある程度理解できるんですが、

ポンドが、これほどまでに売られる背景ははてなマーク


一方、その割には…というか、それとは逆に、

羊ドルは不安要素が少ないのか、ショート量の減少が見られます。

もちろん、ロング減少量の方が大きいのですが…。



来週は月末週でもあります。 ここまでの5月変動率は、

ポンド米ドル:-2.7%、羊ドル米ドル:-5.6%


膨れ上がったポンド・ショート量の調整が気になりますが、

来週は、この変動率の調整によるポンド羊ドル右下矢印を期待します。




3週間を経過した外遊も、ようやく終わりが近付いてきました。

日本の味が恋しくなってます。



さてさて、週明けのポンド羊ドル、

相場は先週末につけた1.88を当座の天井と看做したのか、

週足BB20のセオリーに沿って(?)、1.8650付近まで

値を下げてきています。


この先、下値のターゲットと意識されそうなのは、

節目の1.86、1.85、1.84、1.83…、1.80の他に、

各時間足のMA20であろう…と思ってます。



4時間足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130520_H4


MA20は1.8651付近を上昇中。

BB20は収束状態にありますので、ターゲットとして

捉えられていると思われます。



日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130520_D1


MA20は1.8351付近を上昇中。

BB20(STD20)は現時点のレートでは拡張(増加)中ですが、

1.8550を下回ると収束(減少)に転じますので、ターゲットに

なる可能性が生まれてきます。



週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130520_W1


MA20は1.8437付近を下降中。

最も期待しているのが、このターゲットなんですが…。

このレベルを割り込み、1.8000程度まで戻せるなら、

とても美しいBB20の形状となり、Wボトムが形成される

んだけどな~と、期待しています。



さてさて…。





全米先物取引委員会(CFTC)は、シカゴ取引所(CME)に於ける

毎週、火曜日の取引終了時の状況を、HPで公表しています。


最新データは、

http://www.cftc.gov/MarketReports/CommitmentsofTraders/index.htm

ページ中段の "Current Legacy Reports" と題されている中の

"Chicago Mercantile Exchange"


過去データ(ダウンロード)は、

http://www.cftc.gov/MarketReports/CommitmentsofTraders/HistoricalCompressed/index.htm


で、それぞれ確認できます。



これらも重要な指標のひとつだと思ってます。



豪ドル

メタボトレーダーの日常 -AUD_130514_CFTC



羊ドル

メタボトレーダーの日常 -NZD_130514_CFTC



ポンド

メタボトレーダーの日常 -GBP_130514_CFTC



日本円

メタボトレーダーの日常 -JPY_130514_CFTC



昨年も、オセアニア通貨は、この時期、6月末にかけて、売られています。

何かしらの季節要因があるんでしょうかね。


ポンドと豪ドルの売り(ショート)量の多さが気掛かりです。




『なう』で実況報告しましたが、

水曜日の値洗いを機に、ポンド羊ドルの相場へ参入しました。


自動取引プログラム(EA)が12段目の買いポジを建てた後、

流れが反転して、急騰。 


こんな運に巡り会えることもあります。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130517_H4_Live



ところで、この12個の建玉状況を確認してみました。


このEAは、買い下がりの場合、配信買値(ASK)が設定レートを

下回ると、成行で買いポジを建てる設計になっています。


したがって、理論上、買いポジなら、

常に 『設定レート>約定レート』 となるはずなのですが…。


FXCM 設定レートと約定レートとの誤差(pips)

メタボトレーダーの日常 -Pos_Gap_FXCM_Live


12個中5個の半数近くが、設計とは反したレートで約定してます。

また、プラス・マイナス側のどちらへも、2pipsくらいの誤差が

頻発してます。


ちなみに、以前、利用していたFXトレード・フィナンシャルでは、

どうだったのか…、最終12個のポジで約定誤差を調べてみたところ

こんな状況でした。


FXTF 設定レートと約定レートとの誤差(pips)

メタボトレーダーの日常 -Pos_Gap_FXTF


設計と反した約定は2個。 そして、ほとんどが±0.5pipsの範囲に

収まってます。


ふむ~。



さてさて、



ポンド羊ドルの今後の展開ですが、


週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130517_W1


週足BB20は綺麗な線形を描き、収束を継続しています。

通例のセオリーであれば、ここらから一旦の戻しがあり、

1.8250~1.7950付近が絶好の買いポジ仕込み

ゾーンとなるWボトムを形成するのですが…。



ただ…、過去のチャートには気になる軌跡が残されています。


ポンド羊ドル 週足 2007年

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_2007_W1


2007年7月後半、当時の安値を更新した後、急反発して、

月末にはMA20に到達。 8月初旬のMA20付近停滞を経て、

中旬には一機に3000pips超えの急騰劇が演じ出されてます。


この背景は、金融危機の発端となったサブ・プライム問題が

発覚し始めたこと。


当時と現在、相場環境や話題はまったく異なりますので、

同じチャートが再現される可能性は大きくないだろうと

思いますが、一方では、

どことなく不穏な雰囲気が漂っているようにも感じてます。


それは、


当時も安倍首相だったこと(偶然?)。


米国とともに世界各所で株価が史上最高値を更新していること。


金先物価格が再び下落し始めたこと。


5月14日現在のCMEで、

・ ポンド・ショートが史上2番目の量

・ 羊ドル・ロングが史上2番目の減少量

・ 豪ドル・ショートが史上最大量かつ史上最大の増加量

となったこと。


中国経済の失速か、株価急落か、債券利回り急騰か…ドクロ





ポンド羊ドルは、週足MA20付近で停滞しており、なかなか建玉できません。


今後の動向は分かりませんが、エントリー・ポイントに微修正を行うことに

しました。


押し目のターゲットは、現在1.8240付近を上昇中の日足MA20と期待


エントリーのコアーゾーンは1.8200~1.8000を維持しつつ、

買い下がり初期レートを1.8350に引き下げます。



こんなポンド羊ドルを横目に、ポンド加ドルの注目度が上昇してきました目



メタボトレーダーの日常 -RateLevel_130514_MN


上図が示すように、過去10年間のレート・レンジに対し、ポンド加ドルの

現在レートは安値から6.10%。 ポンド羊ドルの5.97%に接近中ビックリマーク


日足チャート上では、下降が継続中右下矢印


ポンド加ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPCAD_130514_D1


週足・月足のBB20(STD20)は収束(減少)状態ですが、

日足では拡張(増加)が続いています。



詳細な検討は行っていませんが、中・長期レベルの

押し目が発生中ビックリマークと思われます。





MT4で取引をされてない方でも、MT4の多彩かつ自在性のある

テクニカル解析を利用されている方は多いと思います。


そのテクニカル解析は、期間(バーの本数)や終値・始値・高値・

安値などの特定レートに基づいて行われるもの多くあります。


ここで、短期足(1時間足以下)や長期足(週足以上)の解析には

大きな支障はないのですが、4時間足と日足の場合には、

ブローカーによって採用している基準時間が違うことから、

バーの本数や特定レートの値がまちまちとなり、異なった

解析結果(線形)が表われてしまいます。


たとえば、国内でサービスを提供しているブローカー(業者)ですと、

GMT+9(日本時間)のFOREX.comやFXトレード・フィナンシャル、

GMT+2(夏時間では+3)のアルパリ、GMT+0のFXCMなど。


実際に比較してみますと、


GMT+0 FXCM ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130510_D1_FXCM



GMT+2 FXPro ポンド羊ドル 日足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130510_D1_FXPro

MA20やBB20、STD20の線形や現在値の違いが確認できます。



どの基準時間がいいのかはてなマーク


大口投資期間は、週の日足本数を5本としている…といった話の

真偽は不明ですが、確かに、取引は月曜から金曜の週5日足、

そして、5日X24時間÷4時間=30本/週の4時間足からなる

GMT+2(東欧州時間)を基準としているMT4が、最も実態に

適応しているように思ってます。


どうでしょうね…?





今週後半、米ドルは全面高、米ドル円も100円を突破ビックリマーク


いろいろな噂やシナリオが語られてますが、いつものことながら、

どれも推察や憶測、後付け(?)の域を脱しえるものとは思えません。


ただ、「火のないところに煙は立たない」もので、確かなことは、

先日の金相場の暴落と同様、相場が大きく動いたということは、

金融市場参加者の心理状況が過敏・不安定になっているということ

なんだろうな…と思ってます。



このような環境は、ポンド羊ドルの上昇にとっては追い風右上矢印


そのポンド羊ドルですが、目標と予想していた週足MA20

(1.8525付近)に到達しちゃいましたビックリマーク


ポンド羊ドル 週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130510_W1


このまま上昇を続けるのか…、今後の動向が気になります。


その点を考える上で、チャートに表されているヒントは、

① 前述ように、週足MA20に到達したことビックリマーク

② 収束が続く週足BB20の下辺が僅かながらも上向きに転じたことビックリマーク


目下、週足STD20は減少の最盛期を迎えており、下図のとおり、

来週も減少が継続すると思われ、BB20下辺は上昇を続け、収束の

様相を鮮明にしそうです。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130510_W1_STD20F


③ さらに、月足STD20も僅かながらも減少に転じたことビックリマーク

   (すなわち、月足BB20も収束の初期段階にあります)


ポンド羊ドル 月足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130510_MN



一方、ファンダメンタルズからは、

羊政府が羊ドル売り介入を行っていたことを発表!!

不可解な値動きの背景が分かりました。

欧・豪を含む多くの中銀が政策金利の切下げを発表ビックリマーク

世界的株価上昇とは裏腹に実体経済は低迷。

規模は不明ながら、金融市場は薄氷を踏む状況ビックリマーク



これらを総合しますと、ポンド羊ドルは、


・ 長期的な上値追求の色合いが濃くなってきている。

・ 4月に示現された歴史的安値(1.7703)は割り込みづらい。

・ 5月前半は高値に触れ、月足レベルの安値余地を大きく残している。


ことから、現状レベルから1.7800辺りくらいまで

買い下がりのレンジとして、強気で臨みたいと思ってますチョキ





おやおや、ECBに次いでRBAも政策金利引下げを発表ビックリマーク


期待していた現状維持→豪ドル(間接的に羊ドルも)右上矢印

シナリオが崩れ、ポンド羊ドルは右上矢印


エントリー場所を見つけられず、自動取引プログラムは ぐぅぐぅ



それにしても、世界的な株価上昇とは裏腹に、実体経済は

全世界的にかなり病んできていることが伺え知れます。


大混乱勃発の警戒レベルは高まり、どんなことでもいい、

何かを引鉄にして、株価暴落の事態が発生しそう…叫び


そうなると、ポンド羊ドルはアップ


ポンド羊ドルの買い下がり初期レートを吊り上げることは断念し、

英中銀による資産買い入れ枠の拡大に淡い期待を抱きます。