『なう』で実況報告しましたが、

水曜日の値洗いを機に、ポンド羊ドルの相場へ参入しました。


自動取引プログラム(EA)が12段目の買いポジを建てた後、

流れが反転して、急騰。 


こんな運に巡り会えることもあります。


メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130517_H4_Live



ところで、この12個の建玉状況を確認してみました。


このEAは、買い下がりの場合、配信買値(ASK)が設定レートを

下回ると、成行で買いポジを建てる設計になっています。


したがって、理論上、買いポジなら、

常に 『設定レート>約定レート』 となるはずなのですが…。


FXCM 設定レートと約定レートとの誤差(pips)

メタボトレーダーの日常 -Pos_Gap_FXCM_Live


12個中5個の半数近くが、設計とは反したレートで約定してます。

また、プラス・マイナス側のどちらへも、2pipsくらいの誤差が

頻発してます。


ちなみに、以前、利用していたFXトレード・フィナンシャルでは、

どうだったのか…、最終12個のポジで約定誤差を調べてみたところ

こんな状況でした。


FXTF 設定レートと約定レートとの誤差(pips)

メタボトレーダーの日常 -Pos_Gap_FXTF


設計と反した約定は2個。 そして、ほとんどが±0.5pipsの範囲に

収まってます。


ふむ~。



さてさて、



ポンド羊ドルの今後の展開ですが、


週足

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_130517_W1


週足BB20は綺麗な線形を描き、収束を継続しています。

通例のセオリーであれば、ここらから一旦の戻しがあり、

1.8250~1.7950付近が絶好の買いポジ仕込み

ゾーンとなるWボトムを形成するのですが…。



ただ…、過去のチャートには気になる軌跡が残されています。


ポンド羊ドル 週足 2007年

メタボトレーダーの日常 -GBPNZD_2007_W1


2007年7月後半、当時の安値を更新した後、急反発して、

月末にはMA20に到達。 8月初旬のMA20付近停滞を経て、

中旬には一機に3000pips超えの急騰劇が演じ出されてます。


この背景は、金融危機の発端となったサブ・プライム問題が

発覚し始めたこと。


当時と現在、相場環境や話題はまったく異なりますので、

同じチャートが再現される可能性は大きくないだろうと

思いますが、一方では、

どことなく不穏な雰囲気が漂っているようにも感じてます。


それは、


当時も安倍首相だったこと(偶然?)。


米国とともに世界各所で株価が史上最高値を更新していること。


金先物価格が再び下落し始めたこと。


5月14日現在のCMEで、

・ ポンド・ショートが史上2番目の量

・ 羊ドル・ロングが史上2番目の減少量

・ 豪ドル・ショートが史上最大量かつ史上最大の増加量

となったこと。


中国経済の失速か、株価急落か、債券利回り急騰か…ドクロ