妄想から見る認知のバイアス
まず、ADHD患者で、転職を考えている人がいます。ただし、身の丈に合わない職種を選びます。なぜならば、自分に自信があるのか、非常な妄想を抱いていることが分かりました。例えば、営業職に就きたいと、このADHD患者が妄想しており、それもIT営業で、ITの用語は一切わからない。面接を受ける会社は開発したソフトウェアを提出してね、というようなところでありますが、ソフトウェアも作れないから誰かに作ってもらって就職に利用すると考えている可能性も…つまり、勘のいい方はお分かりだと思いますが、このADHD患者は自分のことを全く分かっていないのですね。さらにいうと、自分の価値観について、かたよっている可能性すらあります。よって、これが認知のバイアスであるといえましょう。参考になれば幸いです。