股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -88ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

夜は構造動作トレーニング・東京教室に参加されている方が来院された。明日から名古屋で開催されるテニスの大会に参加されるそうで、せっかくだからと、足を伸ばして個人指導にみえた。彼女は私と同世代で、小学3年生からテニスをしてる。とにかくテニスが好き過ぎて仕方がないという。好きなテニスをしたくても、体がガタガタでは生涯楽しむことができない。東京教室に参加されるようになって、ずいぶん肩の力みがぬけ穏やかになってきた印象だ。
 
 
牧神の蹄を使っての足の感覚トレーニングは日課になっているそうだ。やはり、私を含め50を過ぎて、体を変えていくのには、毎日のケアは欠かせない。牧神の蹄は場所を取らないので、遠征のときは欠かせない体の必需品だ。
 
 
普段は気づかないうちに体の可動域を狭めてしまっている。その状態で動作をするものだから、使いすぎたり、使えてなかったり、体のばらつきが目立つようになる。それが、筋肉の硬さだったり、痛み、痺れ、よくわからない体の不調になったりする。自分では何がどうなっているのかわからないものだ。その不調が何年も積り積もると、身動きが取れなくなる。歳だから仕方がない、という意見もあると思うが、原因を理解して体のケアをすることにより、歳のせいではないことが多い。
 
 
体を変えていきたいという気持ちがあれば、何歳からでも体は変わるもの。ただ、自分ではわからないことがあるので、わからないことは、わかる人に聞いて、自分の体に必要なことを施して、体を変えていく。
 
 
50代からでも、まだまだ動けると思う。それは80代でも、元気に乗馬や水泳を楽しんでいる人、お手本がありますから、テニスばかりでなく、自分の好きな趣味を生涯楽しめるように、体づくりを並行してみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 
筋トレを取り入れているスポーツ選手は多い。競技種目により、筋トレの目的は異なってくる。ときには、その筋トレがデメリットに働くことがあるので注意したい。スポーツ選手は競技動作の質を上げる筋トレに励んでほしい。私が柔道選手だった時は、筋トレの知識がなく、鏡に映る自分のマッチョの姿しかみていなかったものだから、大胸筋や広背筋が発達し過ぎていた。当然、競技動作にも影響し、腕が回らなくなって動きが硬くなってしまった経験がある。
 
 
競技動作の質を上げるための筋トレは、細かな筋肉まで連動する状態にするためのトレーニングでなければならない。筋肉の起始停止を把握し、上肢、下肢、体幹の連動を促すことが大切だ。
 

 

 

 

10月の機能的な体づくりサロンは、archサンダルを履いて会場入りをしました。山本さんも、いかした紫色のパラコードのarchサンダルで登場。arch仲間が増えて嬉しいです!
 
 
私の場合、archサンダルと牧神の蹄を使った足の感覚トレーニングの相性は抜群です。足の感覚センサの感度を磨く、接地で感覚センサーを試す、というような感じです。はじめて牧神の蹄に触れる人は、未知なる世界だと思いますが、体の中の感覚が流れはじめると、ささやかな体の変化が興味深く、楽しくなってきます。牧神の蹄を4個並べて、ブロックの形に足を添わせます。そのとき、2個目のブロックは立方骨をとらえることがポイントです。
 
 
足のMP関節は各趾節間関節の運動方向に添って可動域を増やしていきます。少ない可動範囲内では、足の力みの原因になりますので、少しでも可動範囲を稼ぐようにします。
 
 
股関節の動きの感覚はありますか?大腿骨大転子に付着するミルフィーユ状の雑味を理解し、股関節の可動域が増すごとに、雑味が薄れていく過程を観察します。それは股関節の感覚と運動の循環を計る指標になりますので、感覚が薄い人は注意深く観察していてください。
 
 
ランニングをされている方は、足ばかりでなく、上肢と体幹を連動させることを忘れないでください。足指に意識が通らないことで難しく感じている人も多いと思いますが、実際は手指から腕、肩甲帯、体幹といった、上肢と体幹の連動の方が数倍難しいと思います。指先の捻じれを取ることからはじめ、上肢骨が最も強度を発揮するポジションを身に付けていきます。
 
 
腕の振り方を練習されているランナーの方が多いと思いますが、もともとの上肢の捻じれを取らないままでは、なかなか身に付いていかないと思います。体は上肢と体幹、下肢と体幹、四肢と体幹が連動する仕組みになっていますので、ランニング動作に限らず、どのような動作でも連動する状態が理想です。
 
 
今回おこなった、上肢と体幹を連動させるためのポジションは、ひとりでチャレンジするのは難しいと思いますので、できるだけペアワークの機会を大事にして体に覚え込ませるようにしてください。
 
 

体幹トレーニング「四肢と体幹の連動」