来院された方たちの体の状態を把握するために、徒手検査法をおこないます。骨格の配列、筋肉の作用、関節の運動方向、重心位置など、体を良好な状態にするためには、体の状態を把握しなければなりません。

▲基礎・臨床解剖学 訳=早川敏之
体というのは必ず、偏り、捻じれ、歪みます。どんなに健康そうにみえる人でも、徒手検査をすると、何かしらの偏りがみつかります。健康なうちは、体を横たえ睡眠をとることで骨休めになり、体はリセットされますが、何かのタイミングでできなくなると、疲れが抜けにくい体の状態になります。健康意識の高い方は、運動を取り入れたり、姿勢を気を付けたりしていますが、自分では気づけないことも多いのです。
先日、徒手検査をおこなったときに、大蛇のようにうねった背骨の状態を確認し驚きました。聞けば、馬が突然、跳ね上がり、騎乗していた根本さんもろとも、後へ倒れたそうです。馬の下敷きになり、意識を失い5日間入院しました。ヘルメットが粉砕するほどの衝撃でしたが、驚くことに、検査をしても手足体幹には問題がなかったそうです。おそらく瞬間的な衝撃で、背骨の際の筋肉が収縮し、いびつな形として残っていたのでしょう。施術をし、体の可動域がリセットされると、背骨は綺麗に配列をとり戻りました。特殊なケースで、私も初めてでしたが、日ごろから牧神の蹄に乗り、足元から体を整える事が身に付いているので、施術の効果がでやすかったのでしょう。
根本さんと牧神の蹄を使って足指トレーニング