股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -70ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

自然界に生きるすべての生物は、体内に物質を取り込み、体の構成に必要な物質を作ったり、物質を分解して取り出したエネルギーを使って環境の変化に対応し、不要になった物質を排泄し、生活を営んでいます。暴飲暴食、運動不足、睡眠不足、不良姿勢、ストレスなどは、体調を崩す原因になります。しかし、健康意識が高く、これらを気を付けていても、調子が思わしくない、ということがありますが、自分では気づき得ないことも多いのです。
 
▲基礎・臨床解剖学 訳=早川敏之
 
先日、構造動作トレーニング・東京教室の参加者が、二日間の個人指導に来院しました。脊柱の変位や運動軸のズレなどは、自分では気づき得ないことだと思います。この機会に、問題点を洗いだし、今後の対策を練ります。
 
 
脊柱の変位や運動軸のズレなどが修正されると、体が本来の可動域を取り戻し、関節が滑らかに動き出します。そして、骨の配列、関節運動の方向、筋肉の作用を正しくトレーニングしていくことで、健康的な体へと向かいます。
 
 
今日になって、ウェスト・腸骨・腹周りが、余計な物・むくみが取れてスッキリ。 軽く細く、骨がしっかり感じられようになりました。 
 
不要な物が溜まって体調の悪るさを感じていたのかと納得です。さすが、中村先生❢。お伺いした甲斐がありました。ご指導頂いた3つの動作を忘れず行なっていきたいと思います。有難うございました。
 
 
 
 
来院された方たちの体の状態を把握するために、徒手検査法をおこないます。骨格の配列、筋肉の作用、関節の運動方向、重心位置など、体を良好な状態にするためには、体の状態を把握しなければなりません。
 

▲基礎・臨床解剖学 訳=早川敏之
 
体というのは必ず、偏り、捻じれ、歪みます。どんなに健康そうにみえる人でも、徒手検査をすると、何かしらの偏りがみつかります。健康なうちは、体を横たえ睡眠をとることで骨休めになり、体はリセットされますが、何かのタイミングでできなくなると、疲れが抜けにくい体の状態になります。健康意識の高い方は、運動を取り入れたり、姿勢を気を付けたりしていますが、自分では気づけないことも多いのです。
 
 
先日、徒手検査をおこなったときに、大蛇のようにうねった背骨の状態を確認し驚きました。聞けば、馬が突然、跳ね上がり、騎乗していた根本さんもろとも、後へ倒れたそうです。馬の下敷きになり、意識を失い5日間入院しました。ヘルメットが粉砕するほどの衝撃でしたが、驚くことに、検査をしても手足体幹には問題がなかったそうです。おそらく瞬間的な衝撃で、背骨の際の筋肉が収縮し、いびつな形として残っていたのでしょう。施術をし、体の可動域がリセットされると、背骨は綺麗に配列をとり戻りました。特殊なケースで、私も初めてでしたが、日ごろから牧神の蹄に乗り、足元から体を整える事が身に付いているので、施術の効果がでやすかったのでしょう。
 
 
根本さんと牧神の蹄を使って足指トレーニング

 

 

 

シルヴィ・ギエムの足をヒントに長母趾屈筋を作用させ足裏を鍛える 」記事のつづきです。

 

ニュートラルは、中立、中間の意味です。関節のニュートラルって?何となく感覚的な感じでとらえがちですが、骨が安定する位置として私はとらえています。ちょっと難しいと感じるかもしれませんが、骨を理解すればわかります。私はこれを深部感覚で理解することができました。きっと、シルヴィ・ギエムの深部感覚は桁外れにすばらしいのでしょう。次元が違う世界にいる彼女の体の内部を流れる無意識の感覚は、シンプルな動作を何か特別なものに変換しているようです。私もその世界を垣間見たいです。

 

 

 

シルヴィ・ギエム の動作・肉体をヒントに爪先から股関節の外旋六筋を鍛える