股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -66ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

使えなくなってしまっている筋肉を使えるようにするためには、骨の配列を筋肉の起始停止部がそろった位置にしなければなりません。それは筋肉の起始停止部が、そろっていない骨の位置では筋肉が正しく収縮できないからです。ですからトレーニングでは骨格のポジションが大切なのです。外旋六筋や多裂筋、大腰筋などの使えなくなってしまっている筋肉を使えるようにするためには、単筋をターゲートにしても上手くはたらくようにはなりません。これらの筋肉を前脛骨筋とあわせて筋肉を使えるようにトレーニングしていきます。

 

▲日本人体解剖学 金子丑之助著
 
外旋六筋や多裂筋、大腰筋が作用する股関節の運動は、外旋、屈曲です。股関節の外旋、屈曲運動は股割り動作そのものだと思います。骨格のポジションを身に付けるまでが難しいのですが、筋肉の起始停止部がそろいはじめると、筋肉を作用させるこつがわかるようになります。足関節の位置、方向を身に付けて前脛骨筋を正しく収縮しましょう。
 
 

 

開脚で使う筋肉のポイント

 

 

 

 
日頃の体の使い方は、体の捻れや偏り、歪みとして現れます。仰向けに寝ると、重力の影響は少ないはずなのに、重力に逆らっている無意識の緊張があります。本来なら重力の影響が少ない体勢で睡眠を取ることで、体はリセットされます。そして、スッキリと目覚めの良い朝がスタートするはずなのですが、体は偏り、歪み、捻れたまま、重だるく、気分が冴えない朝がスタートするのです。どうすればよいのでしょうか?答えは簡単です。体の偏り、歪み、捻れを取り除き、リセットできる状態にすればよいのです。ですが、実践するとなると、簡単にはいきません。不思議なことに、人が集まり、牧神の蹄に乗っているも、あっという間に時間が経ちます。毎日がそうなら、あっという間に体はリセットできる状態になりそうですね。
 
 
菜花が食卓に並ぶと、春ですね。
 
 
 
 
厚揚げには、生姜醤油が、よくあいます。
 
 
 
 

スクワットの動作は「動作の質」を求める人にとっては、うってつけの研究素材だと思います。構造動作トレーニングのスクワットは、立位姿勢からフルスクワットのポジションまで体を落下させます。落下する衝撃を股関節、膝関節、足関節でやわらげ、床反力を受け取って自動的に立位姿勢に戻ります。

 

 

▲日本人体解剖学 金子丑之助著

 

自分の体の重さを床反力に変換しますので、体幹をキープし、両足均等に動作をおこなわなければなりません。しかし、正しく動作をおこなうことは、自身の癖、体の偏り、捻じれなどにより、難しいのです。ですから、トレーニングでは自身の癖や体の偏り、捻じれを自覚し、それを修正しながら動作を修得していきます。

 

スクワット動作の体幹ポイント

 

 

私はトップアスリートの円滑な重心移動の方法にあこがれがあります。そして、私自身もその動作の仕組みを体感したいと思っています。動作の質を求めるための研究素材としてスクワットを取り扱っていますが、円滑な重心移動の方法の特徴の一つに足関節の深い屈曲運動があることがわかってきました。この足関節の可動域は、ストレッチで獲得したやわらかさではなく、動作として獲得された関節の可動なので、各関節との連携が滑らかです。これからも、もっと動作を探求していきたいと思います。

 

 

【パワーポジション】トップアスリートの重心コントロール