股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -55ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

体がやわらかい人は、力の入れ方がわからない、という人が多いです。力の入れ方がわからない、というのは、筋肉の使い方、あるいは、動作の中で筋肉を作用させることが出来ない、ということです。ポーズをとるなど動作で無ければわかりませんが、四肢と体幹の連動につながりが無く、体に芯がなくくにゃくにゃしたような状態です。また、開脚ストレッチで筋肉を伸ばし過ぎて、筋肉を収縮させることが出来なくなってしまった状態です。筋肉を伸ばし過ぎると、臀部や太ももの筋肉がたるんでしまうことが多く、スタイルを崩してしまいます。

 

力の入れ方がわからない、という人は、筋肉を動作で適切に作用させることが出来ないために、体の局所に過剰に力を入れすぎ、肩こりや腰痛、疲労しやすく、不調に陥りやすい傾向にあります。

 

これを改善するには、なぜ筋肉を動作で作用させることが出来ないのか、という原因を探し出さなければなりません。

 

例えば、

 

・骨格の配列が適切でなく、筋肉の起始停止部が反れていて、筋肉を収縮させることが出来ない。

 

・関節運動の方向が反れていて、関節の複合運動に筋肉を適切に収縮させることが出来ない。

 

などが、考えられます。

 

そのような場合は、体の状態に必要な処置(運動療法、徒手療法)を施すことが必要です。そして、四肢と体幹をつなげて、筋肉を運動で作用できる状態にトレーニングしていきます。体の状態に必要な処置をしないまま、筋トレをしても、筋肉を運動で適切に作用させることが出来ず、改善に至らないことが多いです。必要な処置を受けてトレーニングに励むと効果的です。

 

 

【仙骨と腸腰筋】開脚ストレッチ

 

 

先日、10数年ぶりに金山孝之君と再会しました。

 

ブログ:武術稽古探究・金山孝之

 

彼には、私の最初の著書である「骨盤おこしで身体が目覚める」(春秋社)、DVD「股割りを極める」(BABジャパン)でモデルを務めてもらいました。当時、構造動作トレーニング・東京教室へ殺陣&剣術の稽古仲間たちと共に参加していました。その中でも、まだ剣術をはじめたばかりのようでしたが、真面目な性格と真摯にトレーニングに励む姿勢が印象的でした。現在は、剣術家・金山孝之として、殺陣&剣術スクールを開催されています。

 

Gold Castle 殺陣&剣術スクール

 

クラスは品川、戸塚、深川がありますので、興味がある方がいらっしゃいましたら、是非、ご参加ください!

 

 

さて、運動とは重心を移動すること。構造動作トレーニングでは、重心移動を円滑におこなえるようにするための体づくりをしています。まず、機能的な姿勢を安定し保持するための足づくりが欠かせません。機能的な姿勢とは、その姿勢が安定していて、強靭で、すぐさま次の動作へ移行できる姿勢です。動作において、この姿勢を円滑に運ぶための足は、感覚と運動の循環が良好でなくてはなりません。足作りのポイントは、

 

固有感覚:牧神の蹄

筋肉の作用・関節運動の方向・骨の配列:足指トレーニング

 

固有感覚と運動器が機能する状態にすることです。

 

 

足の骨格配列と関節運動を理解することが大切です。2022 年 4 月改訂、関節可動域表示ならびに測定法の修正がありました。

 

今回の改訂での主な変更点は以下の通りである。 1. 足関節・足部における「外がえしと内がえし」および「回外と回内」の 定義 外がえしと内がえし:足関節・足部に関する前額面の運動で、足底が外 方を向く動きが外がえし、足底が内方を向く動きが内がえしである。 回外と回内:底屈,内転,内がえしからなる複合運動が回外、背屈,外 転,外がえしからなる複合運動が回内である。母趾・趾に関しては、前 額面における運動で、母趾・趾の軸を中心にして趾腹が内方を向く動き が回外、趾腹が外方を向く動きが回内である。 2. 足関節・足部に関する矢状面の運動の用語 背屈と底屈:足背への動きを背屈、足底への動きを底屈とし、屈曲と伸 展は使用しないこととする。ただし、母趾・趾に関しては、足底への動 きが屈曲、足背への動きが伸展である。 3. 足関節・足部の内転・外転運動の基本軸と移動軸 基本軸:第2中足骨長軸とする。

 

 

 

オーバープロネーションの問題点。走行時に足関節が過剰に内側に回る(回内)ことにより、足関節が着地すると過剰に内側へ倒れ込むようになり、扁平足、外反母趾、鵞足炎、開帳足、シンスプリント、足底筋膜炎などを引き起こす原因になるいわれています。私は、オーバープロネーションになる理由を、足の感覚と運動の循環が良好な状態にないことが、足関節の過剰回内を引き起こすものと考えています。足を機能する状態にすることが必要です。

 

 

第一趾末節骨の接地。第一趾末節骨は足のアーチ構造を形成するための要です。足の土台を安定させて、四肢と体幹をつなげて作用できるようにトレーニングをしていきましょう!

 

 

【仙骨と腸腰筋】開脚ストレッチ

 

駅前通りは、ツバメが忙しく飛び回っています。道路すれすれの低空飛行をするものだから、車に引かれてしまわないかしんぱいです。3月の半ばに飛来したツバメたちは、卵をあたためている時期なのだそうです。
 
 
さて、今朝は、「暑くなりましたねー」と、来院されたかたたちが口々に言いました。昨日は道路脇の気温表示計が、27度を示していましたから、たしかに夏日でした。急に気温が上昇すると、体が慣れるまでは暑さで疲れやすくなります。いつも、体を整えておく習慣を身に付けておきたいものです。今日は、施術で体を調整してから、来院されたかたたちと、牧神の蹄に乗って、一時間半ほど雑談をしました。話に夢中になっていると、足の小指のかかりが甘くなったり、脛の骨が傾いたり、となりがちですが、それを自覚して修正できるようにすることが大切です。
 
 
お昼は、健康的なランチを食べました。お澄ましは、五葉クローバのとろろ昆布仕立て、イタドリの和え物、春のチラシ寿司です。
 
 
 

牧神の蹄と固有感覚トレーニング