「背骨を動作の中心軸にする」のつづきです。
いかにすれば、最も効率的に股関節の動きを滑らかにできるのか?視線と体幹をキープできるようにすることが、大切だとお伝えしました。体幹の中心には脊柱があります。脊柱は姿勢と動作の中心軸としての役割があります。
両足を固定したときの脊柱の中心軸、左足を軸足にしたときの脊柱の中心軸、右足を軸足にしたときの脊柱の中心軸、両足が中に浮いたときの脊柱の中心軸、様々な場面があります。
脊柱は体幹を前後屈、側屈、回旋することができます。股関節の動きを滑らかにするためには、脊柱がこれらの可動を十分に備えた、中心軸の状態が必要です。このような脊柱にするためには、体の中を流れる固有感覚という無意識の感覚の流れを良好な状態にしなければなりません。
関節の可動域を拡大するには、マッサージやストレッチなどで筋肉へアプローチする方法が一般的ですが、構造動作トレーニングでは深部感覚ペアワークなどの固有感覚へアプローチする方法を採用しています。固有感覚の流れを良好にした背骨のやわらかさは、筋肉を伸張して出来上がった背骨のやわらかさとは、質が異なります。どのように異なるのかを文章で表現することはとても困難ですが、例えば、体がやわらかくても股関節の感覚がわからない、という人はたくさんいます。固有感覚の流れが良好な状態ならば、股関節の動きを明確に感じることができます。
トレーニングする時は、固有感覚を注力することが大切です。
【体幹360度回旋】背骨を動作の中心軸にする施術とトレーニング



