先日、義父と義母の様子ををみがてら三河出張へいってきました。昨年義母は膝蓋骨骨折をして、今回お皿を固定していた針金とボルトの除去手術をしました。術後の義母の様子が気になり、実家へくることにしました。というのも、どこか骨折をすると、極端に体の可動域が低下します。これは、骨折に限りませんが、どこかに痛い箇所があると、痛みを避けるように、体を固めてしまうのです。そうすると動作をする範囲が次第に狭まり動きにくくなってしまいます。なので、骨折は骨が引っ付いて痛みがなくなれば治癒、ではなく、体の可動域を確保することが大切なのです。

義母は翌日、病院で手術後の様子をみてもらうので、今回は患部以外の体のバランスがどうなっているのかチェックしました。すると、患部をかばっているからなのか、健側の膝が動かしづらい状態でした。痛みが出るまで、本人は無自覚です。患側と反対側が痛くなったというのはよくあることです。ですから体の可動域を確保することはとても大切なのです。
義父は82歳ですが、仕事と趣味の弓道を両立させています。ですが、この三年間、内科の手術などで筋力が低下しました。義父は真面目な人なので、毎日のウォーキングと体操のルーチィーンを欠かさずおこなっています。それでも、筋力の低下のせいか、弓を引く数が減ったそうです。これは、とても難しいことですが、筋肉というのは起始停止部を揃え、骨格の配列を正しく、そして、関節運動の方向のなりに収縮しなければ、筋力は上がりません。例えば、健康のために毎日1万歩、ウォーキングをしていても膝を痛めてしまった、という話は多いのですが。それは、骨格の配列が崩れていたり、関節の運動方向が反れていたり、筋肉が正しく収縮できていなかったり、などが原因になります。筋力が上がる状態は、筋肉、骨格、関節、これらが正しく機能している状態です。目安は体の可動域が確保されていることなのです。
体の可動域が確保されていれば、日常生活を快適に送ることができます。そうでなければ、腰痛、膝痛、肩痛、など、どこか体がスッキリしない状態になります。体の可動域を確保するためには、足の指の感覚を指標に体を管理できるようにすることが必要です。
【膝蓋骨骨折】義母
【健康寿命を延ばす】白内障の手術後82歳義父