股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -25ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

12月の構造動作トレーニング・東京教室のこと。

 

講座が終了して、新幹線で帰路の途につく。スマホにメッセージが入る。それは、構造動作入門の参加者からだった。何でも彼女の体の中に、骨が生まれた、とのこと。これは、構造動作トレーニングで身に付ける、姿勢の中に骨を入れる、ということだ。この姿勢が身に付くと、立つこと、動くことが身軽になる。そうすると、これまで余分な筋力で体を支えていたことに気づく。余分な筋力を使い続けていれば、当然、疲労しやすく、動き辛い。身に付いて、初めてわかる感覚。ここからが、股関節トレーニングのはじまり。

 

 

構造動作トレーニングは、実践で使える股関節の可動域を広げる目的で、骨格位置、関節運動の方向、筋肉の作用、固有感覚、重心移動の5つの要素を踏まえ、股関節をピンポイントで狙ってトレーニングをする。

 

 

結局、股関節をターゲットにすることは、全身の身体開発をすることになる。頭の天辺から指先までの運動と感覚の循環を良好にして、神経系統を構築する。体の中の変化に意識が通るようになると、効果的なトレーニングができるようになる。すると、身体開発は加速する。

 

 

体の中の変化に意識が通る。それは、世界観が変わる瞬間。自分が体の中を変えることのできる能力を手に入れたのではないかと、錯覚する。しかし、その錯覚は一瞬で現実に戻され、積み重ねのトレーニングが必要なのだということを再確認する。

 

 

だが、そこに自分しか知らない内なる世界が広がる。わずかに股関節の可動域が広がっても、誰も気づかないが、自分の体の中で現実に起こっている大いなる変化。喜ばずにはいられない。誰も気づかない大いなる変化。しかし、積み重ねていけば、他に影響を及ぼす変化へと成長する。

 

 

何事も掘り進めれば深みは増す。体のことに関しては、底が知れない。もしかしたら底は無いのかもしれない。だからこそ、喜ばずにはいられない。

 

 

12月の東京教室

 

【質問】

 

 

年末になり、家の掃除をする機械が増えてきました。掃き掃除をすると、腰が痛くなる、と訴える女性。どうすると腰が痛くなるのか、その動作を見せてもらいました。それは、足は棒立ちで、腰と背中が丸くなり、骨で身体を支持することのできない状態で、ちり取りとホウキを動かす動作でした。これは、動作の方法に問題があります。足を揃え、股関節~膝関節~足関節を曲げ、体を屈めると骨で身体を支持でき、無理なく掃き掃除の動作を行えます。股関節の位置、屈み方、見直すことが必要です。
 
 
牧神の蹄を使って、足指トレーニングを行う場合は、股関節をフリーにする座り方を心がけて、足指から股関節までをつなげるように行うと効果的です。
 

【牧神の蹄】

 

 
先月のスープ断食から1ヶ月ほどが経ちました。私の股関節の状態は、調子が良い、という感じです。そのため、毎日の股関節トレーニングが楽しく、興味深いのです。楽しいというのは、股関節の可動域が広がっていく楽しさ、興味深いというのは、停滞していた股関節の可動域が広がっていく仕組みを身を持って解明できる興味深さ、ということなのです。この私の実感している事柄というのは、他にも影響を及ぼし始めています。それは、他人の股関節の状態を理解する力が増していて、施術や指導の効果が上がっているように感じています。ますます楽しく、興味深いが止らない2023年の年末です。
 
 
 

股関節パワーアップ