股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -144ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

えにし治療院で治療、個人指導を受けている方向けの記事、動画です。

 

 

今回は個人指導の動画です。構造動作トレーニング・東京教室に参加しているSさんは、日頃から体の捻じれや偏りを感じています。40年前に痛めた膝が時折、気になります。

 

これは、膝を痛めたときに組織ばかりでなく同時に固有感覚受容器を損傷したケースにみられる感覚です。要は、一時的に痛みは収まったけれど、感覚は壊れたままのため、体の他の部位で動作を補填して動作感覚がズレているケースです。

 

普通は痛みが消失したら治ったと考えがちですが、実際は壊れた感覚が治らないまま存在し、その状態で動作することで、体に捻じれや偏りをつくっている人が多いのが現状です。再発原因の1つになります。参考になりましたら幸いです。

 

 動画制作に協力してくださった、構造動作トレーニング・東京教室にご参加中のSさん、ありがとうございました、ひきつづき、サポートさせていただきますのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

2:17 40年前バスから降りる際に滑落、膝損傷

 2:45 体の捻じれや偏り動作の感覚のズレ

 6:58 感覚のズレを修正

 14:22 最終チェック

 16:34 宿題  

 

 

 

 

 

 
 

鎌足と開脚を修正してクラシックバレエに必要な体の状態にする

 

 

 

 
 
2月の構造動作トレーニング・東京教室「股割りチャレンジ」は、股関節の動きを円滑にするための「股関節屈曲運動」を実習した。
 
 
股関節の屈曲運動は開脚前屈をするときに必要な動きになる。股割りで開脚前屈するときは股関節の外旋をキープする。これは股関節の外旋がアクセルになり動作を円滑にし、股関節の内旋がブレーキになり動作を停止するという、アクセルとブレーキという仕組みがあるからだ。
 
 
股関節の外旋をキープするには、骨盤を中間位から動作をスタートすることが大切だ。骨盤の中間位は恥骨と坐骨結節からなるトライアングルベースが座面に接触する位置。開脚前屈をするときも骨盤の中間位からスタートする。開脚前屈をするときでも骨盤が後傾している人が多い。骨盤が後傾していると、膝頭が外を向く、一見外旋しているようにみえても実は外旋しておらず、それは見せかけの外旋といえる。また、骨盤が後傾していると股関節の外旋をキープしようとしても、股関節の内旋方向のブレーキの力により外旋が解消されてしまう。股関節の屈曲運動は骨盤の中間位からスタートし、骨盤を前傾できるようにしたい。
 
 
股関節の外旋と内旋の仕組みは、接地直後、股関節の外旋、離地直前、股関節の内旋に切り替わり、動作を円滑にする。ランニング動作で股関節の外旋と内旋の切り返す仕組みが作動しない場合は、故障やパフォーマンスの低下の原因になるので注意が必要だ。
 
 
一般に開脚前屈は股関節の柔軟体操を目的としている。股割りは股関節の動きを鍛える目的でおこなう。どのようなトレーニングをおこなう場合でも目的を明確しておこなわなければ求める結果は得られない。私の場合は股関節の動きを鍛える目的で股割りトレーニングをおこなってきた。だからこそ、股関節運動の力の仕組み、力の使い方を理解することができ進歩したのだ。
 
 
股割り動作はシンプルな基本動作だが、動きを鍛えるトレーニングにも動きの研究素材にもなるのだ。まずは、股関節の外旋を体で理解したい。
 
 
 

 

 

 
 
2月の構造動作トレーニング・東京教室「所有感覚メソッド」は、足の機能回復を中心に接地を安定させ、深部感覚を高める実習をおこなった。
 
 
最近はアサーチのあさちゃんの紹介で、ワラーチランニング、トレイルランニング、520㎞マラソン、裸足ランニングなどのランナーたちの参加がある。素足に近い状態でランニングをすることにより足の機能状態が良好になる場合があれば、そうでない場合もある。その場合は、足の機能低下が著しいので足の機能回復が必要だ。
 
 
足の感覚をトレーニングするのには、牧神の蹄を4個ならべて、ブロックの形に足をあわせる。これは、水の入ったグラスに手をフィットさせるように、ブロックと足をあわせる。はじめてトレーニングに取り組む場合は、苦戦することが多い。それほど接地を繊細におこなう経験がないので足の感覚が低下しているのだ。
 
 
足の指はMP、PIP、DIP、IP関節を可動できる状態にする。
 
 
足の指を握り込む場合は、MP関節に支点をおいて趾節間関節を屈曲させることがポイントだ。
 
 
足首は背屈と底屈の運動方向を正しくおこなえるようにする。
 
 
ふくらはぎ(腓腹筋、ひらめ筋)を使えない人が多い。筋肉の起始停止部を理解し、正しく収縮させれるようトレーニングしたい。
 
 
ランナーは接地衝撃を最小限に緩和できるようにしたい。接地衝撃を緩和できていないランナーの特徴は、浮き指、偏平足、外反母趾、足底筋膜炎やアキレス腱痛、股関節炎などの痛みや違和感の出現、O脚などがある。これらをクリアし、健康的な足で楽しく走りたい。
 
 
構造動作トレーニング・東京教室の参加者向けの動画、足のリハビリ風景、何か参考になれば幸いです。