股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -123ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

構造動作トレーニング・東京教室に参加してみえるSさんが、1泊2日の個人指導に来院されました。Sさんは、普段から姿勢や動作、食生活に至るまで健康に気を使い規則正しい生活を送られていますが、肝心のお通じが思わしくないとのことです。健康な人では朝一番でつるっと排便があるはずなのですが、便が毎日出なかったり、食後に押し出されるような排便では、せっかく食生活に気を使っていても健康的ではありません。また、宿便が溜まっていると、不調の原因になったり、疲労した腸は骨盤、股関節にのしかかり体の動きを不自由にさせてしまいます。
 
 
普段から姿勢、動作、食生活に気を使っていてもお通じが思わしくない場合は、お腹の位置を見直していきます。腸は腹腔内で定位置に収まっている状態が正常なのですが、腹腔を形成する骨格(胸郭、腰椎、骨盤)の位置が違っていると、腸は腹腔内で定位置に収まることができません。また、お腹の筋肉と四肢の筋肉の関係性が正常なつながりを保持できていない場合などは、お腹の位置を正常に保つことが出来ません。お腹の位置を見直すには、骨の位置、関節運動の方向、筋肉の作用などを総合的に見直すことが大切です。
 
▲東洋医学概論(あん摩マッサージ指圧編)
 
東洋医学では、「平人無病の腹」といって、健康な人の腹は、腹部全体が温かく、適度な潤いがあって、硬からず軟らかからず、ちょうどつきたての餅のようであり、また上腹部が平らで臍下がふっくらして、手応えのあるのが良いとされています。お腹が、冷たく、硬い、凹んでいる、ふくらみが偏っている、季肋部に痛みがある、などの状態は東洋医学的には不健康といえます。健康なお腹を維持したいものです。
 
 
お腹が定位置に収まると、腹大動静脈と足の末端の循環が良好になりますので、足が健康的になります。この日、Sさんは個人指導を終え、ホテルに戻り夜と翌朝は温かい味噌汁のみの食事にしていただきました。
 
 
翌朝、Sさんが個人指導にみえました。3食が普通になっている人にとっては、温かいおみそ汁だけ、ということが予想外の指示だったらしく、少しストレスになってしまったようです。反して、体は正直でお腹が少し引き締まったようで、ウエストがスッキリしていました。
 
 
お腹が定位置に収まることで、胃を圧迫して動いていなかった胸椎が動きはじめました。今後の目標は、体に優しい自然な状態で宿便を残らずに出し尽くすことです。そうすれば、もっと健康的に日常生活を送れると思います。
 
 
 
 
 
今朝は小学生の男の子が来院しました。彼はよし子が個人指導をしているIさんの息子さんなのですが、一か月前から踵が痛いということです。週に1回バレーボールの練習していて、最近は練習後に踵の痛みがあります。痛みのある箇所を確認してみると、踵に付着する足底の筋肉がピーンと張っていて足底筋膜炎に近い状態でした。
 
バレーボールの動作を確認してみるとアタック、トスの動作は問題ないのですが、レシーブ動作で接地の不安定さが確認できました。徒手検査をして簡単な調整をすると、ピーンと張っていた足底の筋肉が抜けました。踵が痛くなる原因は、運動をするときの接地ですが、どうしてそのような接地になるのかというと、足の感覚低下、勉強をするときの姿勢の癖などが重なって、接地が不安定になるような動作の癖をつくっているからです。足底筋膜炎の状態は、足の筋肉をやわらかくして、各関節をほぐすために、マッサージやストレッチをしてしまいがちですが、そのアプローチをしてしまうと逆に回復を遅らせてしまうタイプの故障でした。
 
普段の姿勢はお腹の中の腸をペチャンコに潰すような癖がついています。そのせいだと思いますが、お通じは毎朝ないということです。また、小学生の低学年のときは足が速かったそうですが、高学年になるにつれて足が遅くなったそうです。これは、お腹をペチャンコに潰す姿勢が、同時に股関節(ヒップジョイント)を潰す姿勢になっていることが考えられます。
 
 
お母さんの牧神の蹄を借りて、足から姿勢をつくる方法を練習しました。はじめての牧神の蹄を使った足の感覚トレーニングでしたが、若いっていいですね!呑み込みが早い!足底の筋肉が目覚めはじめましたよ。
 
 
転生したらスライムだった件、勉強のときの姿勢だけではなくて、ゲームをするとき、漫画を読むときの姿勢も足からつなげたいです。次回、機能的な姿勢つくりサロンで足をトレーニングする約束をしました。
 
 
 
 
4月の構造動作トレーニング・東京教室「足指先から頭まで ── 快適動作のための構造動作トレーニング入門」は、体の中から姿勢をつくり、快適に動作をおこなえるようにするための骨格位置、関節運動の方向、深部感覚を実習しました。
 
 
今回、東京マラソンを走ったときに膝を痛めてから不調が続いているという方の参加がありました。以前にも反対側の膝を痛めたことがあり、偏頭痛が日常的にあるそうで、体が健康的に回復する方向を模索されていました。体の状態を確認すると、ランナーに多い大腰筋の作用が正常に働いていない状態でした。簡単な調整をおこなってみると、膝痛と頭痛が抜けたので、それほど体が複雑な状態に陥っていないことが確認できました。体が健康的に回復していくためには、正しくトレーニングをおこなっていくことが大切です。
 
 
体が健康的に回復していくためのトレーニングは、機能的な体の状態へ回復させていくことが必要だと思います。例えば、足の指が思うように動かせない、足首が硬い場合は、感覚と運動の循環を良好にしていかなければなりません。この原因については、末端の感覚低下、足のアーチ構造の崩れ、関節運動の方向の間違え(親指の使い方が逆)、下肢のアライメントのズレで筋肉の起始停止部が不一致(筋肉が正常に働かない)などかなり個人差があります。足もしくは体の状態に必要なアプローチをしていかなければなりません。一般の方が間違えやすいのは、原因がわからないまま、動かないからほぐす、硬いからゆるめる、という考え方になりがちだと思います。例えば、足底の筋肉が硬いからと思って指圧をつづけた結果、逆に偏平足になってしまった、ということがありますので注意が必要です。正しい体の理解で、その状態を見極め必要なアプローチをすることが大切です。
 
 
体幹力は腕橈関節から生まれます。
 
 
快適な動作のためには四肢と体幹が正しい運動方向で動くことが必要です。
 
 
体の中から正しい姿勢をつくるための深部感覚ペアワークは、深部感覚というものを理解しておこないます。
 
 
感覚を拾うということをできるようにしていきます。
 
 
骨格の位置を理解します。
 
 
体というのは軽く触れたでけでも、何かしらの変化します。それは良くも悪くも変化しますので、触れるときは良い方向へ変化するようにしなければなりません。何かをしようとせず、軽く相手に触れることが大切です。
 
 
胸郭は深い呼吸ができる位置を保持できるようにします。
 
 
体の中から姿勢をつくる深部感覚ペアワークの締めは頭です。頭は体のバランスの要であるとともに五感が活性化する位置を保持できるようにしたいです。
 
 
参加者の皆さまご苦労様でした。体の芯からリラックスした姿勢を身に付けたいですね。