股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -122ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

昨夜は強風豪雨で天候が大荒れ、今朝はカラッと快晴になりました。今日は第1回目、機能的な体づくりサロンのスタートです!
 
 
サロンのスケジュールは、9:00~  足指・足関節の感覚と運動の循環を良好にする、10:00~  深部感覚ペアワーク(体の中から姿勢をつくる) で機能的な体づくりを実習しました。
 
 
先日、運動後に踵が痛くなる(足底筋膜炎)ということで治療院に来院した小学生の男の子は、真面目に足の感覚トレーニングに取り組んでいたようで、もう痛みはないとのこと、足底の筋肉のピーンとした張りがなくやわらかい足になっていました。
 
 
足の感覚トレーニングは、牧神の蹄を4個使います。足の感覚が低下している方は、ブロックに上手く足をフィットさせることができず苦戦していました。意識が通る足の指、意識が通らない足の指、個人差があります。指先の感覚は路面の情報を脳に伝える重要なセンサーであるとともに、自分の体の重心位置を知るための指標にもなります、意識が通らない指は感覚をしっかり目覚めさせていきます。
 
 
足首の動きは皆さん癖があり、個人差があります。足首、膝、股関節の運動軸がズレていると、骨、靭帯、関節、筋肉に負荷がかかり故障の原因になります。足首の動き(距腿関節)と筋肉の作用を理解して足首の正しい運動方向を探っていきます。マラソンで足の骨を疲労骨折された方の足がむくみやすい状態になっていました。股関節をチェックしてみると、意識が通らない指、運動軸のズレが確認できました。なかなか、自分では気づくことは出来ませんが、最低限の体のバランスを管理できるように機能的な体づくりをしていくことは大切だと思います。
 
 
足の感覚と運動の循環を良好にして、体の土台が安定してから、深部感覚のペアワークを実習しました。
 
 
骨で立つ、ということがいわれますが、骨を意識して立つことができる方は少ないと思います。具体的な骨の形状を理解し、力学的に最も強度を発揮する骨の位置を体で覚えていきます。
 
 
踵骨、距骨、脛骨、腓骨を立てて、下腿を安定させます。
 
 
下腿の上に大腿骨を立てて、大腿を安定させます。
 
 
大腿の上に骨盤を立てて、下肢の上に胸郭を立てていきます。猫背姿勢の方は、肩甲骨が上がって、胸郭と骨盤の運動軸がズレている傾向にあります。正しく肩甲骨の位置を収めて体幹をまとめることが大切だと思います。
 

仕上げは、頭の位置を体幹の上に立てます。深部感覚のペアワークが理解できるようになると、骨で立つという感覚が理解できるようになります。姿勢を保持するには最小限の筋肉しか必要ないということも理解できるようになります。長距離を走って疲れやすかったり、筋肉や関節が痛くなる場合は、姿勢を保持するのに必要以上の筋力を使ってしまっていることが考えられます。深部感覚のペアワークで繰り返し良い感覚を重ね、快適な動作ができる機能的な体を身に付けたいですね。
 
 
サロン終了後は、治療院に戻り理学療法士のランナーの方と談笑しながらお茶を楽しみました。参加された皆さま遠方より足をお運びくださりありがとうございました!
 
 
 

 

今朝は曇りのち雨の予報。多度川沿いの空気はしっとりとしていて静かな感じ。ところどころにクローバーが咲いています。タケノコはみるみる伸びますね。今年もタケノコはたくさんいただきましたから、また来年楽しみにしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
構造動作トレーニング・東京教室に参加してみえるSさんが、1泊2日の個人指導に来院されました。Sさんは、普段から姿勢や動作、食生活に至るまで健康に気を使い規則正しい生活を送られていますが、肝心のお通じが思わしくないとのことです。健康な人では朝一番でつるっと排便があるはずなのですが、便が毎日出なかったり、食後に押し出されるような排便では、せっかく食生活に気を使っていても健康的ではありません。また、宿便が溜まっていると、不調の原因になったり、疲労した腸は骨盤、股関節にのしかかり体の動きを不自由にさせてしまいます。
 
 
普段から姿勢、動作、食生活に気を使っていてもお通じが思わしくない場合は、お腹の位置を見直していきます。腸は腹腔内で定位置に収まっている状態が正常なのですが、腹腔を形成する骨格(胸郭、腰椎、骨盤)の位置が違っていると、腸は腹腔内で定位置に収まることができません。また、お腹の筋肉と四肢の筋肉の関係性が正常なつながりを保持できていない場合などは、お腹の位置を正常に保つことが出来ません。お腹の位置を見直すには、骨の位置、関節運動の方向、筋肉の作用などを総合的に見直すことが大切です。
 
▲東洋医学概論(あん摩マッサージ指圧編)
 
東洋医学では、「平人無病の腹」といって、健康な人の腹は、腹部全体が温かく、適度な潤いがあって、硬からず軟らかからず、ちょうどつきたての餅のようであり、また上腹部が平らで臍下がふっくらして、手応えのあるのが良いとされています。お腹が、冷たく、硬い、凹んでいる、ふくらみが偏っている、季肋部に痛みがある、などの状態は東洋医学的には不健康といえます。健康なお腹を維持したいものです。
 
 
お腹が定位置に収まると、腹大動静脈と足の末端の循環が良好になりますので、足が健康的になります。この日、Sさんは個人指導を終え、ホテルに戻り夜と翌朝は温かい味噌汁のみの食事にしていただきました。
 
 
翌朝、Sさんが個人指導にみえました。3食が普通になっている人にとっては、温かいおみそ汁だけ、ということが予想外の指示だったらしく、少しストレスになってしまったようです。反して、体は正直でお腹が少し引き締まったようで、ウエストがスッキリしていました。
 
 
お腹が定位置に収まることで、胃を圧迫して動いていなかった胸椎が動きはじめました。今後の目標は、体に優しい自然な状態で宿便を残らずに出し尽くすことです。そうすれば、もっと健康的に日常生活を送れると思います。