股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -119ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

5月の構造動作トレーニング・東京教室の初日は久しぶりに中央区茅場町の会場で開催されました。東京教室は毎月の開催で14年目になります、現在の門前仲町の会場に定着する前の8年は中央区の会場でしたのでとてもなつかしい感じがしました。

 

 
初日の一コマ目は「Takahiroラボ」。ダンスジャルダンの中井理惠先生からモーションキャプチャー装置を使ったロウギアランニング前後のウォーキング速度の比較計測の報告がありました。
 
 

ロウギアランニングは120~130テンポほどの低速度で走る動作です。計測方法は、ウォーキングで8歩前進、フォロントターン、バックターン、8歩前進をし、ロウギアランニングで15~20分走り、ウォーキングで8歩前進、フォロントターン、バックターン、8歩前進の足部間距離比較、速度比較したものになります。結果は、ロウギアランニグの前後ではウォーキングにおける足部間距離は開き、速度があがっていました。

 

 

中井理惠先生から計測方法の解説がありました。

 

 
ロウギアランニングでは、接地の際に足の指先を接地すること、視線を前方に保つことを被験者に指示されたそうです。
 
 
計測結果を基に参加者の皆さんと議論をしました。
 
 
被験者は理惠先生と若手のダンサー2名ということで、実際に若手ダンサーの姿勢や動作を見ていませんが、普段のウォーキング動作では接地の際に足の指先まで接地されていないことが考えられます。ゆっくり走るロウギアランニングをおこなうことにより、接地の際に足の指先までの接地が入力され、ロウギアランニングの前後で足部間距離は開き、速度があがったのではないかと考えました。
 
 
中島先生が新たに前腕の模型を用意してくださいました。可動域は少ないのですが、前腕を回内外できる模型です。実際に模型の動きをみながら腕を動かしてみることによって、ランニング動作の理想的な腕の動かし方が見えてきます。解剖学を指標に、機能的な動作をおこなえるようにしトレーニングをおこなうことが大切です。
 
 
4月の機能的な体づくりサロンに参加したIさんが体のメンティナンスに来院されました。Iさんは健康マニアということで食事や姿勢に気を使ってますが、お通じが毎日ない、ということがネックなのだそうです。できるだけ薬を使いたくはないので、お通じに良いとされる食事をずいぶん試してきました。
 
 
便秘になる場合は食生活や姿勢、ストレスなどが考えられますが、治療院では腸の位置を確認しています。お通じは毎日、朝一にあるのが健康です。そうでない場合は、腸の位置を確認してみると回腸やS字結腸の位置が下がってしまっていることが多いのです。腸を整えるには、その器となる骨格の位置を整え、腸を収めていきます。
 
 
まずは、施術をして骨格の位置を整えていきます。
 
 
関節の運動方向を中心に揃え、筋肉が作用しやすい骨格の位置へ調整していきます。
 
 
そして、体の可動域を確保していきます。
 
 
腸を収める骨格の器の準備ができたら、腸の位置を整えていきます。締めは4月の機能的な体づくりサロンでおこなった深部感覚ペアワークの復習をしました。深部感覚ペアワークは体の中から姿勢を整えるようなワークです。姿勢が整った後、腸のセルフケアをおこないましたが、施術、深部感覚の流れで腸を整えると効果的です。体がスッキリしたようで、笑顔で帰られました。
 
 
【機能的な体づくり】体の中から綺麗な姿勢をつくる深部感覚ペアワークの風景です。ペアワークをされている方は参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

長らく水曜日の施術と個人指導の予約をお受けできない状況で、通院されている方たちにはご不便をおかけしました。空きができましたのでご利用ください。また、新規の予約も受け付けておりますのでご連絡ください。
 
さて、足の治療を続けていても一向に治らない場合があります。例えば、足底筋膜炎の治療をしているが半年たっても治らない場合などは骨格のバランスが影響していることもあります。これは、足の上に乗る体幹が踵寄りに位置していたとしたら、常に踵に荷重がかかりつづけますから、せっかく足をアプローチしていても治りにくいのだと思います。逆に小学生のお子さんのような姿勢の崩れが少ない、足底腱膜炎の症状が軽度の場合、骨格のバランスをアプローチするだけで症状が抜けてしまうこともあります。治療経過が思わしくない場合は、体全体を見直して見ることが大切だと思います。
 
 
 
足の形が変形してしまっているほどの重度の外反母趾の場合は、骨格バランスが崩れていることがほとんどです。
 
 
足の変形が著しい場合は、治療が難しいですが、足の感覚と運動の循環を良好にし、体全体を見直すことが大切だと思います。
 
 
足の感覚リハビリに牧神の蹄を使っている方は、まず、足のフィット感覚を戻し、運動へとつなげていってください。