5月の構造動作トレーニング・東京教室の初日は久しぶりに中央区茅場町の会場で開催されました。東京教室は毎月の開催で14年目になります、現在の門前仲町の会場に定着する前の8年は中央区の会場でしたのでとてもなつかしい感じがしました。

初日の一コマ目は「Takahiroラボ」。ダンスジャルダンの中井理惠先生からモーションキャプチャー装置を使ったロウギアランニング前後のウォーキング速度の比較計測の報告がありました。
ロウギアランニングは120~130テンポほどの低速度で走る動作です。計測方法は、ウォーキングで8歩前進、フォロントターン、バックターン、8歩前進をし、ロウギアランニングで15~20分走り、ウォーキングで8歩前進、フォロントターン、バックターン、8歩前進の足部間距離比較、速度比較したものになります。結果は、ロウギアランニグの前後ではウォーキングにおける足部間距離は開き、速度があがっていました。

中井理惠先生から計測方法の解説がありました。

ロウギアランニングでは、接地の際に足の指先を接地すること、視線を前方に保つことを被験者に指示されたそうです。
計測結果を基に参加者の皆さんと議論をしました。
被験者は理惠先生と若手のダンサー2名ということで、実際に若手ダンサーの姿勢や動作を見ていませんが、普段のウォーキング動作では接地の際に足の指先まで接地されていないことが考えられます。ゆっくり走るロウギアランニングをおこなうことにより、接地の際に足の指先までの接地が入力され、ロウギアランニングの前後で足部間距離は開き、速度があがったのではないかと考えました。
中島先生が新たに前腕の模型を用意してくださいました。可動域は少ないのですが、前腕を回内外できる模型です。実際に模型の動きをみながら腕を動かしてみることによって、ランニング動作の理想的な腕の動かし方が見えてきます。解剖学を指標に、機能的な動作をおこなえるようにしトレーニングをおこなうことが大切です。