6月の構造動作トレーニング・東京教室「構造動作トレーニング入門」は、感覚と運動の循環を良好にし、快適な動作をおこなえるようにするための、骨格位置、関節の運動方向、筋肉の作用などを理解し、姿勢と動作の中に深部感覚を入力した。
構造動作トレーニングは動作の質を高めるため動作を鍛える。骨格で体を支え、関節の運動方向を揃え、それらを筋肉が調整し、重心移動を円滑にし、動作の質を高めていく。プッシュアップは日本語で腕立て伏せと翻訳されているが、構造動作トレーニングでは、体全体で床を押すトレーニングとして考えている。
はじめて参加された方で2か月以上前に肩腱板断裂をされてリハビリ中の方がみえた。医療機関で保存療法をつづけているが、回復が遅いので心配になってきたそうだ。肩の状態を確認してみるとフローズンショルダーのように肩が固まって90度以上拳上できない状態だった。そして、体全体を確認してみると重心が中心になく偏っている。本来、故障をすれば体は回復方向へ進むはずなのだが、回復が遅いのには、何かしら理由がある。その場合故障個所だけではなく、体全体を見ていく必要がある。
人の体は、各箇所が複雑にバランスを取り合って重心位置を決定している。体のバランスを実感し、重心位置は中間重心を捉えたい。
体の各パーツが、どこに位置し、どうのような運動をするのか?
特殊な形状をした骨が力学的に最も強度を発揮するポジションを理解し、姿勢と動作の中に入れていく。
理解している骨指標が多ければ多いほど、トレーニングを効率よく進めることができる。
骨を捉える。
深部感覚は無意識の感覚の流れ。具体的な骨の安定感を指標にする。
感覚というものの生理学的な特徴を理解する。
姿勢を保つための体のバランスは一輪車に乗ってバランスを取っているようなもの。バランスということに不安定さを感じると、二輪に乗る、そして、安定感をもとめ、補助輪をつけ4輪に乗り、バランスを取ることをしなくなる。それは、姿勢の中から骨格を薄れさせ、姿勢を崩す原因になる。姿勢と動作の中に骨格を入れて、体の中から姿勢を作りたい。