股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -11ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

11月の構造動作トレーニング・東京教室レポートです。構造動作トレーニングは7つのアプローチから体の各器官を統合して体を思い通りにコントロールできるようにしていきます。
 
 
1.骨格位置
2.筋肉の作用
3.関節運動の方向
4.固有感覚(深部感覚)
5.重心移動
6.運動軸
7.神経反射
 
 
体を思い通りにコントロールするためには最低7つの項目をクリアする必要があります。教室では体の基礎作りとして1から5に重点を置いて各器官をアプローチします。
 
 
まず、トレーニングをするときに大切なことは各器官を偏りなくアプローチすることです。筋肉だけ、骨だけ、関節だけに偏らない、ということです。体の動きは各器官が統合することでコントロールが可能になります。解剖学、運動学、生理学を正しく理解してトレーニングをすることが必要です。
 
 
体の各器官の動きというのは、体の内外の流れとして捉えることができます。流れは、液体や気体が流れること、その状態やそのもの、流れるように連なって動くもの、またその動き、などの意味があります。骨、筋肉、関節、感覚、神経などの流れを疎通させて体の各器官を統合していきます。ですから偏ったアプローチをしてしまうと、流れが滞ることがありますので注意が必要です。
 
 
体が思い通りにならいとき、不調から抜け出せないでいるときは、これらの流れが滞っていることが考えられます。偏ったアプローチではなく、各器官の流れを疎通し統合するアプローチを心がけてください。
 
 
【開脚足抜きのやり方】股割りの股関節切り返し方法

 
構造動作トレーニング・東京教室

 

 

パーソナルトレーニング

 

 

 
 
 
開脚のストレッチをしていても股関節の可動域が広がらないと悩んでいる方「生まれつき体が硬いから硬いまま」「股関節の可動域が狭い骨格の位置だから無理」と思っていませんか?
 
それは「間違い」です。そもそも開脚のストレッチでは股関節の可動域は広がらないのです。にわかに信じがたいかもしれません。毎日欠かさずに開脚のストレッチをしていたのに、ストレッチをさぼっていたら筋肉が伸び難くなった。という経験をしたことありませんか?何がおきたのかというと、筋肉は伸ばされると縮む性質があります、ストレッチをさぼっている間に元の長さに戻ってしまった。ということです。
 
開脚のストレッチでは股関節の可動域が広がらない。というのは、ストレッチで筋肉を伸ばした長さが、股関節の可動域を広げることとイコールではない、ということです。少し専門的な話になりますが、関節は筋肉が収縮することで動く仕組みになっています。つまり、股関節の可動域を広げるには、ストレッチで筋肉を伸ばすのではなく、股関節に作用する筋肉を収縮させなければならないのです。
 
とはいえ、ストレッチで開脚できる人もいると思います。それは、元々、股関節の可動域が備わっていた場合やストレッチで筋肉を伸ばした長さがそのように見せている場合だと思います。ストレッチは筋肉の疲労を軽減する程度の効果はありますが、股関節の可動域を広げることはできません。
 
 
これまでに開脚のストレッチをされてきた方で股関節の可動域が広がらない。という相談をたくさん受けてきました。
 
「開脚100度から 3年間、入浴後、毎日欠かさずにストレッチをしてきたけれど110度くらいしか足が開かない」「5年間、朝昼1日2回、30分の開脚ストレッチを続けていますが股関節の可動域に変化を感じられない」
 
これらのケースは、股関節の可動域を広げるトレーニングが必要です。
どういうことかというと、開脚は股関節の外転です。股関節の外転に作用する筋肉は中殿筋という股関節の横についている筋肉です。つまり開脚をするには中臀筋が収縮して足が外へ開くという仕組みなのです。中殿筋が収縮する感覚はありますか?ストレッチは筋肉を伸ばす方法なので、筋肉をいくら伸ばしても収縮させることができるようにはならないのです。
 
さらに開脚を90度以上開くには股関節の外旋という動きができなければなりません。外旋は大腿骨が軸回旋する股関節の動きです。これに作用する筋肉は外旋六筋といってお尻のえくぼの辺りにつく筋肉です。股関節の可動域を広げるためにはこれらの筋肉を収縮させて股関節を動かさなければならないのです。
 
これは運動学や生理学を学ばれた方は常識としてあるかもしれませんが
ストレッチしか知らない一般の方は頭を切り替えるまでに少し時間が必要かもしれません。
 
「生まれつき体が硬いから硬いまま」「股関節の可動域が狭い骨格の位置だから無理」と思っている方が多いので、まず、どのようにしていけばよいのか?
 
私が20年以上、いろいろな方の股割りを見てきた経験でいいますと、
「生まれつき体が硬いから硬いまま」と思っている方は、開脚で動かすポイントが明確になっていないことが多いです。開脚前屈は股関節に作用する筋肉を収縮させて、股関節を動かせるようにして可動域を広げていきます。それなのに股関節が良くわからない状態で開脚するので、股関節を動かせずに可動域が狭いままなのです。ですから、股関節の位置を明確にすることが重要です。
 
「股関節の可動域が狭い骨格の位置だから無理」と思っている方は、筋肉が働き難い位置になっている方が多いです。筋肉は関節をまたいで骨と骨について、筋肉が収縮することで関節を曲げます。骨格の位置が定まっていないと筋肉が正しく収縮しません。開脚前屈は股関節に作用する筋肉を収縮させて、股関節を動かせるようにして可動域を広げていきます。筋肉が正しく収縮しない骨格位置だから、 股関節を動かせずに可動域が狭いままなのです。ですから、骨格の位置を定めることが重要です。
 
1.股関節の位置を明確にすること
2.骨格の位置を定めること
 
この2点を踏まえて開脚前屈をする必要があります。
まとめていきます。股関節の可動域を広げるのには、ストレッチで筋肉を伸ばすのではなく、股関節に作用する筋肉を収縮させて股関節を動かすトレーニングが必要です。ストレッチで開脚ができるようになる場合というのは、元々、股関節の可動域が備わっていた人が筋疲労で可動域が狭くなっていた場合です。ストレッチは筋肉を伸ばすことで筋疲労をやわらげる程度の効果はありますから筋疲労がやわらいで元々の股関節の可動域に回復するのだと思います。
 
もう一つはストレッチで筋肉を伸ばした長さがそのように見せている場合だと思います。これは開脚の形に矯正された、ともいえます。この場合は、股関節が使えない、 という問題で悩まれている方が多いです。ですので、開脚のストレッチは股関節の可動域を広げる目的ではなく、筋肉の疲労をやわらげる程度の目的でおこなうべきです。これは運動学や生理学を学ばれた方は常識としてあるかもしれませんが、ストレッチしか知らない一般の方は頭を切り替えるまでには少し時間が必要かもしれません。それでも正しい知識を持ってトレーニングをすることが重要です。そうすれば、必ず股関節の可動域を広げることができますので、焦らず、トレーニングを進めて下さい。

 

 

構造動作トレーニング・東京教室
構造動作トレーニングは、ヒト本来の自然な動作を取り戻すためのトレーニングです。これは、構造動作理論に基づくトレーニングです。この理論は解剖学、運動学、生理学、自然科学から筋道を立て、実践研究の積み重ねによって実証し、さらに確信を求め今なおアップデートを続けている理論です。
 
このトレーニングは、パフォーマンスアップ、健康増進、不調からの回復を目的にしている人が対象となり、これらの人が目的を達成する流れは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することで目的を達成することができます。
トレーニングに取り組まれている方の中には「股関節を使えるようになりたい」という目的の方が多くいらっしゃいます。私は20年以上、このトレーニングを実践し指導しています。その私から結論を申しますと、目的を達成するためにトレーニングに集中することができれば、誰でも股関節を使えるようになり、さらに使いこなせるまでになります。
 
股関節は動作をする上で、体幹と下肢をつなぐ重要な関節ですので、パフォーマンスアップに限らず、健康増進、不調の回復においても使いこなせるようにしたい関節です。構造動作トレーニングは、股関節との相性が抜群に良いと思います。そして、そのノウハウはヒト本来の自然な動作を体現するまで体系化され、確立されているトレーニングです。
 
構造動作トレーニングは子供からお年寄り、そしてトップアスリートまで幅広く取り組むことができ、自分次第でなりたい自分になることができるトレーニングです。まずはトレーニングを習慣化すること。それができたらトレーニングに集中すること。さらにのめり込むことができれば、自分の中の未知なる可能性が開花するはずです。
 

 

 

股関節覚醒チャンネル