股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -105ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

7月2日はの機能的な体づくりサロンがありました。風通しが良い和室なのですが、この日は朝から気温が高くさすがに冷房を入れました。室温を快適な温度に調整し、自分の体と向き合っていきます。足の指先から足首、ふくらはぎ、股関節、胸鎖関節、腕橈関節の順に関節の動き、筋肉の作用を確認し、深部感覚のペアワークで姿勢の中に骨格を入れて体をまとめあげました。
 
 
足元は体の土台が安定するように入念なアプローチを試みます。足の感覚と運動の循環が良好になるための足の感覚トレーニングは牧神の蹄を4つ使って、足の巧緻性を求めます。ブロックの形に足の指を添わせるフィット感覚、ブロックの積み下ろしなど、普段は使っていない足指の感覚があることに気づきます。また軽度の外反母趾になっている参加者がありましたので親指の負荷を軽減するためのモビリゼーションで関節の動きを感じ取りました。自分の体のどこに負荷が集中しているのか、自分で知り得るのは難しいことだと思います。それをわかるようにしていくことがトレーニングですので感覚を積み重ねることが大切です。
 
 
牧神の蹄に乗り積み重ねる場合は、手で支持をし、ポジションを安定させ安全におこなってください。これはバランス感覚が必要になりますので、まずは体を支持する足の小指と薬指でブロックをとらえれるようにすることが必要です。
 
 
牧神の蹄の積み降ろしは、「軸足を安定させる」と心がけてください。とくにブロックを降ろす際に軸足の安定が必要です。
 
 
動作では四肢と体幹が連動します。足の状態に見合う腕の状態になければ、四肢と体幹が上手く連動しません。これは、脚の故障の原因に発展することが多いので、足と腕はセットで考えることが必要です。
 
 
腕は体幹を保持するためにも必用なパーツです。上腕骨と体幹の関係を理解し、腕橈関節を体に入れていきます。
 
 
体の各パーツの動きの準備が整ったところで、深部感覚のペアワークで姿勢の中に骨格を入れていきます。
 
 
骨が力学的にもっとも強度を発揮するポジションを理解します。
 
 
深部感覚は骨格の「安定感」を指標にします。
 
 
安定感を得た骨格を立位姿勢の中へ入れ、骨格バランスを実感します。
 
 
二本の足で立つのには中間重心でバランスを取ることが理想です。
 
 
足指に意識が通らない場合は後重心になっている可能性があります。足指が硬くて動かせない、感覚がない。足が硬くなっている原因はなんでしょうか。原因がわからないままモビリゼーションやマッサージをつづけたとしても根本的な解決になりません。姿勢の中に骨格を入れ中間重心を求めることで、足指が回復方向へすすみます。参加された皆さま、機能的な体づくりを心がけてください。
 
 
 
【深部感覚WAVEゆらぎ】

機能的な体づくりサロンの一コマです。ペアワークで足指から骨盤、胸郭の深部感覚を入力します。筋肉を主に支えていた体が骨格を主に姿勢を保持するようになると、ゆらぎはじめます。

 

 

 
 
動作の中で四肢がどのように連動するのか?股関節の回転力UPを計ろうとしている人は常に考えたい。前回からの記事のつづき、ランニング自転車ではポジションは違う、しかし、どのようなポジションにおいても、動作の中で四肢が連動するようにトレーニングしたいというのは同じだ。そもそも動作の中で四肢が連動していない人は、フォームの見直しをしても上手くいかないことが多い。例えばランニング動作の際に左肘が開く癖がある場合、左肘を締めておく意識で上手くいく人もいれば、しかし、左肘が開く原因は別にあって、逆に左肘を意識することでフォームがこんがらがってしまうという人も多い。下肢と上肢の神経の流れを確保して正しい関節運動の方向を探りながらトレーニングを進めていきたい。下肢については腰仙神経叢を確保する。上肢については頚神経叢と腕神経叢の流れを確保する。
 
▲解剖学アトラス 越智淳三=訳
 
胸鎖関節の運動範囲は広く、その助けによって上肢の自由運動がおこなわれる。鎖骨は肋鎖靭帯を支点として楕円運動をおこなう(上下、前後)。
 
▲日本人体解剖学 金子丑之助著
 
猫背や巻肩では上肢を下肢と連動させることはできない。骨盤のトライアングルベースを捉えれるようにし、骨盤と胸郭を正しく配列させたい。そして頚神経叢と腕神経叢の流れを確保し、上肢の関節運動の方向を探る。
 
 
肘関節は上腕と前腕で関節をつくる。上腕と関節つくる前腕には尺骨と橈骨があり、尺骨と上腕骨(腕尺関節)、橈骨と上腕骨(腕橈関節)、橈骨と尺骨(橈尺関節)の関節がある。そして腕橈関節は回内と回外をおこなう。 腕橈関節は体幹を保持するのに重要な関節だ。
 
 
頚神経叢と腕神経叢の流れを確保し、股関節を可動する。
 
 
頚神経叢と腕神経叢の流れを確保し、さらに腰仙神経叢の流れを確保し股関節を可動する。
 
 
四肢の神経叢の流れを確保することが難しい。
 
 
股関節の回転力UPを計るためには四肢と体幹をいかにして保持し、股関節が重心移動でどのように可動するのかを実感したい。
 
 
股関節トレーニング

 

 

 
 
 
猛暑だ。虫調査を兼ねて天然クーラーを求め入山。
 
 
水の流れる音が涼しげ。
 
 
水の冷気が涼しい。
 
 
水辺は涼しい。
 
 
シダ類が、ずいぶん茂った。
 
 
虫調査、まだ蝉の鳴き声が少ない。そして、今年初めてミヤマクワガタのツガイを確認。
 
 
これは、早くも産卵の準備か?
 
 
下界に比べ、山は気温が低い。
 
 
コクワガタです。
 
 
木陰は涼しいけれどやはり汗はかく、汗だくで山の奥へ、奥へ。
 
 
汗で濡れたシャツを着ていると体が冷える。天然クーラーは寒いくらいです。