股割りで太ももの裏が突っ張る本当の理由
―硬さじゃなく“使えていない筋肉”が原因です―
股割りをすると太ももの裏が突っ張る…。 多くの人が「筋肉が硬いから」と思いがちですが、実は違います。
■ 突っ張りの正体は“主動作筋が働いていない”こと
裏が痛む・突っ張る原因は、 使うべき筋肉が使えていない状態だからです。
つまり、 本来働くべき筋肉=主動作筋がオフになっているため、 裏側が代わりに頑張ってしまい、突っ張りが出ます。
■ 開脚で働くべき筋肉は「大腿四頭筋」
股割りで膝を伸ばすときに必要なのは、 太ももの前にある大腿四頭筋。
構成するのはこの4つです。
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内側広筋
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中間広筋
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外側広筋
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大腿直筋
これらが正しく働くことで、 膝は“正しい方向”に伸展し、裏側の突っ張りは起こりません。
■ なぜ裏が突っ張るのか(拮抗筋の関係)
大腿四頭筋が十分に働かないと、 拮抗筋である太ももの裏(ハムストリングス)が代わりに緊張します。
その結果——
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裏が突っ張る
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痛みが出る
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股関節が動かない
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股割りが深まらない
という状態になります。
■ 改善のポイントは「膝を正しい方向に伸ばすこと」
膝はただ伸ばすのではなく、 膝のお皿(膝蓋骨)がスッと引き上がる方向に伸展させることが重要です。
この方向で伸びるようになると、
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太ももの裏の突っ張りが消える
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股関節が動き出す
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股割りが一気に進む
という変化が起こります。
■ まとめ:硬さじゃなく“使い方”
太ももの裏が突っ張るのは、 硬さではなく 大腿四頭筋が使えていないことが原因。
■股関節覚醒チャンネルとは?
「一生自分の足で力強く歩き続ける」をテーマに、 股関節の重要性、正しい体の使い方、運動軸の整え方を発信しています。
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■プロフィール
中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)
著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

