股関節痛でもできる股割り|痛みの原因は使い方のズレです | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。

痛みがあるのに股割りをしたい理由

こんにちは。 えにし治療院の中村です。

今日は、私のもとに届くご相談の中でも特に多いテーマについてお話しします。

それは―― 「痛みや故障があるのに、股割りをしたい」 という方が本当に多いということです。

実際、いただくお問い合わせの 半分以上が痛みや故障を抱えている方 です。

股関節の痛み、膝の痛み、足首の硬さ、腰痛、神経痛、捻挫、肉離れ…… 手術やリハビリをしても改善しないまま、何年も悩んでいる方も少なくありません。

それでも皆さん、口をそろえてこう言われます。

  • 「股割りができるようになりたい」

  • 「開脚をきれいにしたい」

  • 「脚を高く上げたい」

普通のストレッチ教室では、まず起こらない現象です。 では、なぜ痛みがあるのに股割りを求める方がこんなにも多いのか。 その理由を、できるだけわかりやすくお伝えします。

 

痛みのある人が持っている“共通の誤解”

痛みのある方の多くは、次のような思い込みを持っています。

  • 痛みがあるから動かしてはいけない

  • 股関節が硬いから痛い

  • ストレッチを続ければ柔らかくなる

  • 痛みが出るのは硬いから

  • 伸ばせば柔らかくなるはず

しかし、これはすべて 誤解 です。

痛みの原因は「硬さ」ではありません。 ほとんどの場合、 使い方のズレ によって痛みが生まれています。

方向がズレたまま伸ばすから痛みが出る。 骨格の位置がズレたまま動かすから詰まる。 体軸が崩れたまま負荷をかけるから故障する。

だから、いくら伸ばしても変わらないのです。

ストレッチでは救えない理由

ストレッチは「伸ばす」という結果を扱います。 しかし、痛みのある人が必要としているのは「プロセス」です。

  • 骨盤の位置

  • 関節の方向

  • 体軸

  • 深部感覚

  • 重心の扱い方

こうした“使い方の土台”が整わない限り、柔軟性は開きません。

痛みのある方は、伸ばすと悪化する経験をしています。 だからストレッチ教室には行かない。 でも、私の発信には反応してくださる。

なぜかというと、私がお伝えしているのは 「伸ばさなくていい柔軟」 だからです。

方向を合わせるだけで可動域が出る。 骨格位置を整えるだけで痛みが減る。 深部感覚が目覚めるだけで脚が上がる。

これはストレッチでは絶対に届かない領域です。

股割りは“機能の完成形”である

股割りは、柔らかさの象徴ではありません。 股関節が正しく使えている証明 です。

股割りができるということは、

  • 骨盤が中間位にある

  • 股関節の方向が合っている

  • 体軸が安定している

  • 深部感覚が働いている

  • 重心移動が正確

  • 膝・足首・骨盤が連動している

こうした条件がすべて揃っている状態です。

だから、痛みがある人ほど股割りを求めます。 股割りは「柔らかいかどうか」ではなく、 正しく動けているかどうかの指標 だからです。

痛みがある人が変わるプロセス

痛みがある人ほど、正しいプロセスを踏むと変化が早いです。 なぜなら、今まで“間違った方向”に力を使っていたから。

変化の流れは次の通りです。

  1. 骨盤の位置を整える

  2. 股関節の方向を合わせる

  3. 体軸を育てる

  4. 深部感覚を目覚めさせる

  5. 動作の連動をつくる

  6. 股割りの形に近づく

方向が合えば、身体は必ず開きます。

痛みがあってもできる理由(運動軸の説明)

痛みがある人は、決して不利ではありません。 むしろ、正しい使い方を学べば、 今までの苦しみが“変化の伸びしろ”になります。

痛みは「使い方のズレ」です。 ズレを正せば、痛みは減り、可動域は広がります。

そして、ここがとても大事なポイントです。

当院では、まず “運動軸” を調整します。

運動軸とは、身体が本来持っている「動きの中心線」。 この軸がズレていると、股関節は正しく動けません。

軸を整えることで、股関節の方向が自然に揃い、 股関節の“本来の軸”が通ります。

そのうえで股割りを使って股関節のトレーニングを行うので、 無理がありません。

痛みがある方でも、 正しい股関節の運動を身につけることができます。

これは、ただ開くための股割りではなく、 股関節を機能させるための股割り だからです。

 

 

 

 

 

 

まとめ

痛みがあっても、故障歴があっても、 股割りはできます。

それは、柔軟性の問題ではなく、 使い方の問題だからです。

方向が合えば、身体は必ず変わります。 あなたの身体は、まだ変われます。 今日が、人生でいちばん若い日です。

このブログでは、股関節を最も効率よくトレーニングする方法を、 実践研究にもとづき発信しています。

興味のある方は、ぜひ他の記事もご覧ください。

また、個別の施術やパーソナルトレーニングをご希望の方は、 あなたの状態に合わせてサポートいたしますので、 お気軽にご相談ください。

今回の内容が、あなたの身体づくりの参考になりましたら幸いです。

■股関節覚醒チャンネルとは?

「一生自分の足で力強く歩き続ける」をテーマに、 股関節の重要性、正しい体の使い方、運動軸の整え方を発信しています。

股関節覚醒チャンネル

 

 

■関連リンク

えにし治療院 パーソナルトレーニング

構造動作トレーニング講座・股割り教室 

■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

Webサイト