7月・構造動作トレーニング東京教室
83歳女性「股割りチャレンジ」——積み重ねは必ず身体に宿る
83歳の女性が、股割り(開脚前屈)に挑戦されました。 年齢を理由にせず、いつも淡々と訓練を積み重ねてこられる方です。その姿勢が、確実に身体に反映されています。
肘の屈伸から始まる「腕と体幹のつながり」
まずは開脚前屈で最大可動域を確認し、そこから手押し車、プッシュアップへと流れるようにつないでいきます。
最初のステップは、肘関節の屈伸を使いながら上腕二頭筋(屈曲)と上腕三頭筋(伸展)を正しく働かせること。
「二の腕がタルタルでしょう?」 「タルタルです」 と笑いながら返してくださる場面もありました。
肘を伸ばしている“つもり”でも、実際には筋肉が働いていない——多くの人が持つ典型的な癖です。
年齢を重ねると肘も膝も伸ばしづらくなる。 それは「使っていないから、わからなくなる」だけのこと。
感覚が入ってくると、女性はすぐに 「あっ、こうか!」 と反応されました。
筋肉が働くと骨が並び、体幹がキープできる
筋肉が働くと骨が並び、胸郭・脊柱がキープできる。 その結果、腕で体幹を支えられる状態が生まれ、股関節の動きがコントロールできるようになる。
ここが構造動作トレーニングの大きなポイントです。
開脚前屈 → 手押し車 → プッシュアップへ
体幹をキープしたまま開脚前屈が安定し、最大可動域へ。
続く手押し車では、上を向いて体幹を保ちながら股関節と連動させて前進。
最後はプッシュアップで腕と体幹のつながりを強化し、見事にやり切られました。
年齢に制限はない
彼女は常に訓練を怠らず、積み重ねたものが確実に身になっています。 83歳でも動きが軽く、身体の理解が深まるたびに動作が洗練されていく。 その姿は、すべての世代にとって大きな励ましになります。
【満員御礼】7月股割り
■股関節覚醒チャンネルとは?
「一生自分の足で力強く歩き続ける」をテーマに、 股関節の重要性、正しい体の使い方、運動軸の整え方を発信しています。
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■プロフィール
中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)
著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)
