■プロゴルファーが故障を抱えて来院する理由
治療院には、プロゴルファーの選手が 腰・膝・足首・肘・肩 など、さまざまな故障を抱えて来院されます。
競技レベルが高いほど、 スイングの反復や偏った負荷が積み重なり、 身体のどこかに“ひずみ”が生まれやすくなります。
しかし、故障の本質はもっとシンプルです。
■故障の根本原因は「運動軸のズレ」
どの部位の故障であっても、 共通しているのは 運動軸がズレている ということ。
運動軸がズレると、
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関節が本来の方向に動けない
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動作がぎこちなくなる
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代償動作が増える
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一部の筋肉や靭帯に負担が集中する
結果として、故障につながります。
■改善の鍵は「運動軸をそろえること」
私が行うトレーニングの中心は、 上肢・下肢・脊柱の3つの運動軸をそろえること。
関節は本来、 軸を中心に回転・屈伸するように設計されています。
軸がそろうと、
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関節がスムーズに動く
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筋肉の力みが消える
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動作が軽くなる
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無駄な負荷がかからない
つまり、身体が本来の構造で動き出すのです。
■軸がそろった回旋動作は“コンパクトで強い”
特にゴルフで重要なのが 回旋動作。
中心運動軸が据わると、 回旋は驚くほどコンパクトに、そして強く行えるようになります。
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大きく振り回さない
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力みがない
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軸がブレない
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インパクトが安定する
プロ選手でも、軸が整うだけで スイングの質が大きく変わります。
■プロであっても「正しい運動」を身につける必要がある
プロだからといって、 最初から正しい運動ができているわけではありません。
むしろ、 長年の癖や偏った使い方が積み重なり、軸がズレているケースが多い。
だからこそ、 故障を改善し、動作をスムーズにするためには 運動軸を整えるトレーニングが不可欠です。
身体の構造が整えば、 パフォーマンスは自然と上がり、 故障しにくい身体へと変わっていきます。
■一般の方も“運動軸のズレ”は他人事ではありません
プロゴルファーの故障と聞くと、 「自分には関係ない」と思われるかもしれません。
しかし実際には、 日常生活の中でも運動軸は簡単にズレます。
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長時間のデスクワーク
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片側に体重をかける立ち方
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片手ばかりで荷物を持つ
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歩き方のクセ
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スマホ姿勢
こうした“日常のクセ”が積み重なることで、 関節の動く方向が少しずつズレていきます。
その結果、
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肩こり
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腰痛
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膝の違和感
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足首の不安定感
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動きのぎこちなさ
といった不調につながります。
■まず整えるべきは「3つの運動軸」
一般の方でも、プロ選手と同じく 上肢・下肢・脊柱の3つの運動軸 を整えることが大切です。
軸がそろうと、
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身体が軽く動く
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関節の負担が減る
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姿勢が安定する
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疲れにくくなる
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日常動作がスムーズになる
「運動が苦手」「体が硬い」という方ほど、 軸が整うと変化が早く出ます。
■今日からできる簡単なセルフチェック
ご自宅でもできる“軸のズレチェック”を紹介します。
●① まっすぐ立ったとき、左右どちらかに体重が偏っていないか
→ 偏っている場合、下肢の軸がズレています。
●② 腕を上げるとき、肩がすぐ力む
→ 上肢の軸がズレているサイン。
●③ 深呼吸すると胸だけが動き、肋骨やお腹が固い
→ 脊柱の軸が安定していません。
ひとつでも当てはまれば、 軸を整えるだけで身体は大きく変わります。
■まとめ:プロも一般の方も“正しい運動”が必要
プロゴルファーであっても、 一般の方であっても、 身体は同じ構造で動いています。
だからこそ、 故障を防ぎ、動作をスムーズにするためには 運動軸を整えることが最も重要です。
軸がそろえば、 身体は自然に軽く、強く、安定して動き出します。
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■プロフィール
中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)
著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)
