プロ選手も悩む動きづらさの原因は股関節だった | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。

先日、プロサッカー選手の方からこんなメッセージをいただきました。

「身体能力が低い上に動きづらい。 もっとスムーズに動ける体になりたい。 アジリティを上げたいし、すぐモモ前に乳酸が溜まってしまうのを改善したい。 これらは股関節の可動域が関係しているのではと思い、ご連絡しました。」

プロの現場で戦っている選手でも、こうした悩みを抱えていることは珍しくありません。 むしろ、身体能力が高い人ほど「股関節の使い方」でつまずくケースは非常に多いです。

 

◆ プロ選手でも「動きづらさ」が出る理由

結論から言うと、 筋力や体力の問題ではなく、“動作の軸がズレている”ことが原因です。

軸がズレると、 ・太もも前が代わりに働く ・骨盤が不安定になる ・深部感覚が鈍る ・動きが重くなる といった連鎖が起こります。

これは一般の方でも、アスリートでも同じです。

◆ モモ前がすぐパンパンになるのは「股関節が働いていないサイン」

本来、サッカーの動きは 股関節 → 体幹 → 足 という順番で力が伝わります。

しかし股関節が使えていないと、 本来は補助であるはずの 大腿四頭筋(モモ前) がメインになってしまいます。

その結果、 ・ダッシュで張る ・切り返しで乳酸が溜まる ・ジャンプで前ももだけ疲れる という状態になります。

これは「鍛え方が足りない」のではなく、 “使い方が間違っている”だけです。

◆ アジリティが上がらない理由も同じ

アジリティは筋力よりも、 股関節の軸 × 骨盤の中間位 × 深部感覚 で決まります。

軸がズレたままでは、 どれだけトレーニングしても「軽さ」「速さ」「キレ」は出ません。

プロ選手でも、ここを整えるだけで 動きが別人レベルに変わることがあります。

◆ 「可動域を広げる」だけでは改善しない

多くの選手が 「股関節の可動域を広げれば動きが良くなる」 と考えますが、実は違います。

必要なのは、 “股関節を使える状態に戻すこと”です。

そのためには、

  1. 骨盤を中間位に戻す

  2. 股関節の軸を整える

  3. 腸腰筋を働かせる

  4. 深部感覚を取り戻す

この順番が欠かせません。

◆ プロ選手にも一般の方にも共通すること

今回の相談はプロサッカー選手ですが、 実はこの悩みは一般の方にもそのまま当てはまります。

・歩くとモモ前が張る ・階段で疲れる ・スクワットで前ももだけ痛い ・動きが重い

こうした悩みの多くは、 股関節が使えていないことが原因です。

つまり、 「プロだから特別」ではなく、 人間の体の構造として共通している問題なのです。

◆ 今日からできる“最初の一歩”

まずはこれだけでOKです。

① つま先を前に向けて立つ ② 恥骨を意識する ③ 股関節の位置(お尻のえくぼの奥)を明確にする

これだけで、 ・モモ前の張りが軽くなる ・骨盤が安定する ・動きがスムーズになる という変化が出る方が多いです。

◆ まとめ

・プロ選手でも「動きづらさ」は起こる ・原因は筋力ではなく“股関節の使い方” ・モモ前が張るのは軸のズレ ・アジリティは「股関節 × 骨盤 × 深部感覚」で決まる ・可動域よりも“使える状態づくり”が重要

もしあなたも、 「動きが重い」「モモ前が張る」「アジリティを上げたい」 という悩みがあるなら、 それは股関節が使えていないだけです。

正しい順番で整えていけば、 体は必ず変わります。

 

 

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■プロフィール

中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)

著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)

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