2011年に骨盤おこしの本を刊行したころは、骨盤というキーワードが流行り出したころでした。骨盤という言葉は聞いたことがあっても、皆さんに骨盤後傾と前傾の位置関係を理解してもらうには難しかったような時代でした。それから、10年以上経過し、骨盤後傾と前傾というキーワードも一般的になり、骨盤の位置関係の説明がスムーズにできるようになりました。ですが、頭で理解できたことが、体でも理解できているというわけではありません。ぜひ、体現してほしいと思います。
骨盤を立てるには、四肢と体幹の筋肉をつなげて作用できるようにし、股関節を屈曲して操作します。
骨盤を立てる、骨盤後傾から骨盤前傾へ股関節を屈曲する