厳選した食と体の調整 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

今日はよし子が施術をしている様子を一通りみた。施術を受けていたのは、定期的に来院されている方で厳選した食材を選び体に良いものを食す、そして体をより良い状態にするために体を調整し、運動の質を高めている。とても健康促進に意欲が高い方だ。術者は相手の意欲に応えたい。
 
 
私たち三療師は相手の体の状態を把握するために西洋医学の徒手検査法とともに東洋医学の四診を用いる。どちらもそれを、知っているだけでは使い物にならず、それを使いこなせてはじめて、一任米だといわれるほどだ、体の状態を把握する技術はとても重要なのだ。技術を物にするためには五感を最大限研ぎすますよう努めなければならない。そうしないと、観察力が養われないからだ。では、観察力とは何か。観察する力とは、類推力、洞察力、直観力、独創力、想像力をフル稼働させることであると、自然科学者の伊沢先生から教えてもらった。この五感と五力を磨いていくと、体の枠を超えて、刺激的になる。おそらく人を観るという領域になるのだと思うが、まだ私にはわからない。
 
 
おそらく、自分を観ることができて、はじめて人を観ることができるようになるのだと思う。人を治すとともに自分を治す。自分を治すことができなければ人は治せない。道はどこまで続くのかな、あらためて楽しき道。また、来年の予約を入れて帰られたが、意欲に応えられているようで、よかった。