甲が出る足をつくる関節モビリゼーション | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節の可動域を広げるために、深部感覚や運動軸の視点から動作を分析し、滑らかに動ける身体づくりを探求するブログです。

来院される方の中には真っ直ぐになりたいという目標を持っている人がいる。体の中の感覚に気づき、体の在り方ということがわかりかけてくると、流れの滞りがもどかしく感じるようになる。流れの滞りというのは、鼠径部がつまっている、肩がこっている、というような表面的な感覚でなく、深部感覚ということである。そうすると真っ直ぐということのの難しさがわかるようになり、それもまたもどかしい。
 
真っ直ぐになりたいという希望の人をサポートするには術者が真っ直ぐになるための過程をしらなければならない。がに股の私たちが、そのような目標をサポートすることは恐れ多いことだが、とても共感できるし、何よりも術者が真っ直ぐを知るということは必要なことだと思う。私たちも術者として真っ直ぐを目標に精進しているので、とても励みになっている。
 
 
真っ直ぐというのは体のどのパーツにもあり、体全体にもある。体全体を真っ直ぐにするのには体の各パーツを真っ直ぐにしなければならない。例えば足首の真っ直ぐは足底、足背の筋、長短腓骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋、前脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋、後脛骨筋など、足首の動きに作用する筋肉がすべて働く骨格位置にあり、関節運動が正常な状態である。術者が真っ直ぐをわかるようになると、甲を出せなかった足を上手く誘導できるようになり、甲を出せる足になる。そして術者の足の誘導は関節モビリゼーションといって機能回復のための他動運動であるから、自分で甲を出せる足にするための訓練が必要なのである。