このところ、歩きに行こうと思うと、突然どしゃ降りの雨になるので、山へ行くタイミングを逃していた。午後から時間ができたので、久しぶりに山頂へでかけた。登り始め1合目付近で80代の山友にあった。前回は、5月ホンシャクナゲが咲くころに鈴鹿山脈であって以来だった。すこし、元気がないように感じたので、どうしたのか、聞いてみると、癌になったという。病院で検査をしても担当医師は問題がない。というが、本人の自覚は調子が悪いので、問題がないと言われても、納得できない様子。1時間くらい、話を聞いていただろうか、山を吹き抜ける風で、火照る身体は冷まされた。山の中は、ヒグラシが静かになく。夕方の山は涼しくていいものだ。