今朝は雨が降っていた。傘をさし箱に入った3足のピンヒールを運ぶのは荷物になるため、あえなくスルー。時間までのハイヒールウォーキングはお休みして、牧神の蹄に足指を入念にセッティングした。参加者の皆さんは、足指が揃った状態で、牧神の蹄にフィットさせることができるようになってきている。足指を気にしたことがない人や、トウシューズやハイヒールで不自然な足指の状態で負荷をかけている人などは、足指が不揃いのことが多い。何をするにしても、足指は揃っていて、きれいな足が望ましい。
足指トレーニングをする目的は、安定的な接地をできるようにし、一歩一歩の衝撃を効率よく、やわらげるため。また、安定的な接地で立つことにより中間重心にし、機能的な姿勢を身につけるため。安定的な接地とは、5本の足の指先を含めた足裏全体が床に接触すること。その際は、土踏まずがキープされていること。動作においては、足指を意識できるようにすることで股関節を滑らかに動かすことができるようにするため。これらができていれば、身体は快調で、足指が揃い、タコやガサガサのない綺麗な足を保つことができる。
▲骨格筋の形と触察法(大峰閣) 著:河上敬介、磯貝薫
足関節を底屈したときに鎌足になる人が多い。このような人は、足の指先の感覚が鈍く、ふくらはぎの深層筋の作用に偏りがある。ふくらはぎの深層筋とは、長母趾屈筋、後脛骨筋、長趾屈筋。起始停止部を整えて、これらの筋の収縮率を高めることが大切だ。
2月の東京講座は、15日-16日です。
2月の大阪講座は、24日です。
絶賛発売中! 【新刊情報】中村考宏 著『指先から身体を整える: 機能回復のための所有感覚メソッド』筋力も体力も関係ない。「末端」の感覚を高めれば身体は甦る。身体各部の骨格ポジションを整え、全身がつながりを取り戻すことで回復力の高い身体を手に入れる方法。