股関節の外旋をコントロールするための意識 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

1月の構造動作トレーニング・東京教室は、4講座おこなった。
 

【技アリ企画】構造動作トレーニング1「Takahiro ラボ」

【技アリ企画】構造動作トレーニング2「機能回復のための所有感覚メソッド 」

【技アリ企画】構造動作トレーニング3「股割り入門教室」

【技アリ企画】構造動作トレーニング4「快適動作のための股関節回転講座」

 
 
股関節を滑らかにコントロールできるようにしていくためには、股関節をコントロールできるようにするための条件をクリアしていかなければならない。この条件が、満たされたとき、自分の意識が有効になる。逆に、この条件が満たされていなければ、自分の意識は股関節に届かない。動作をするときに、股関節を意識している人が多い。しかし、ほとんどの人は、股関節をコントロールするための条件が満たされていないために、いつまでも股関節を滑らかにコントロールできないでいる。股関節をコントロールできる人は、股関節を意識しない。股関節を滑らかにコントロールしようとするならば、むしろ、股関節から遠く離れた指先や頭を意識するはずだ。
 
 
股関節の外旋ができない、という人が多い。股関節の外旋を滑らかにコントロールするためには、足の指先を意識しなければならない。しかし、足の指先は意識が通らないほどに鈍感になっている。股関節トレーニングというのは、思っているよりも緻密である。股関節というものをあらためて見直してみる必要があるのだと思う。
 
 
2月の東京講座は、15日-16日です。
2月の大阪講座は、24日です。
 
 
 
 
絶賛発売中! 【新刊情報】中村考宏 著『指先から身体を整える: 機能回復のための所有感覚メソッド』筋力も体力も関係ない。「末端」の感覚を高めれば身体は甦る。身体各部の骨格ポジションを整え、全身がつながりを取り戻すことで回復力の高い身体を手に入れる方法。