下肢のアライメント調整 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

元号が平成から令和に変わった。令和元年のはじまりは横浜の先生と1日トレーニング漬け。トレーニングのテーマは足もとの安定化。動作時の接地の質を高めたい。足もとの安定化は跳躍力アップと衝撃緩和アップにつながることが重要だ。今回は前脛骨筋と長母趾伸筋に注目して下肢のアライメントを整えることを心がけた。
 
▲日本人体解剖学第一巻(南山堂)著 金子丑之助
 
室内で下肢のアライメント調整をした後、15キロのトレッキングで足を馴染ませた。山のコンディションは最悪。小雨が降り、昨日からの雨で足場はぬかるみ、つるつる滑る。滑って転ばないように注意しながらコースを回った。
 

 
折り返し地点からは雨が上がりの景色を楽しむことができた。
 
 
帰りは温泉で身体を清める。雨と汗でぐしょぐしょに濡れたので温かい湯が気持ちいい。サイズがワンサイズダウンし、むくみのない足。コンディションの悪い中、安全のために丁寧な接地ができた証拠。温泉でゆっくりし、着替えをしてサッパリした。令和のはじまりは良質のトレーニングができ良いスタートが切れた!
 
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